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平凡パンサー 5-3 HARUNA 2007.6.17
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9.HG1000 戦評〈2〉
PANTER TOUR OG350 ねえ、田中さんをやっつけたら500に行けるってのは楽すぎない?
ケイスケ「ベテランの僕から参加者を紹介します。左からヘルメット1号、2号、3号です。」
4位と表彰台を逃したのに上機嫌なのが久保(父)だ。もう少しでポディウムだったが、後ろから猛追する息子を気にしながらの走りになり、ポジションを守るのが精一杯だった。その事について久保(父)は「いや〜、休日に家族でスポーツに興じるっていいですね〜。勝敗なんかは二の次ですよ。」と自分の息子に対して未だ未だ甘いな、いくら速くっても頭が悪いと勝てないんだよ。もう少し勉強しな。と親父の威厳をプンプンさせていたのに対し、残念ながらタイムで遥かに勝っていたとはいえアクシデントで後塵をきすことになった凛太郎は。「やっぱり父親は凄いです。いつか父を越える事を目標に頑張ります。」と、遅いんだよ! このクソ親父、ポディウムを逃したのはブロックされたからだとその目は語っていた。

ただ一人500からステップアップしてきたのが田中だ。彼程多くの伝説に彩られたレーサーは居ないとHG1000初の公式出場資格を与えられたレーサーになった。田中は「若い頃国際大会に出て活躍してさ〜……。」と語っているが、もちろんリザルトには触れようとはしない。また「日本でトップクラスのレーサーだった頃、『客に勝ってどうするんだ!』と叱責を受け、マナーを守った優良ドライバーの見本としてレースを続けるのが私の使命かな……。」と言っている本人が悪質なブロックとコースから出てしまう派手な見本を見せてくれているばかりか、レース終了後にコントロールタワーに呼び出される先陣を切り、怒られ方の見本にもなってくれている。カート界の重鎮でもある田中にセッティングを聞くと「親方〜!」と、深いセッティングを教えてくれる人を呼んでくれる。そんな田中の伝説的なレース界への貢献を配慮し事務局は名誉の登録ナンバー001、HG1000初心者枠での最初の登録者として田中を選んだ。

阿部は久保のように息子と一緒に走ることはしなかった。阿部は「息子には楽をさせることなく一番下のクラスから這い上がって来い! と言ってあります。」と久保のように息子の前を1秒でさえ走る事が出来ないことがミエミエだったので、しょうがなかったと語った。しかしレースの方は同じクラスに参加するオヤジ達が沢山居るので、これを簡単に排除するわけにはいかない、しかしそれでは簡単には勝てないことに気付いた。しかし阿部は「よ〜く考えてみたらレース本戦って所詮ナマの映像ですからCGでどうにでもなりますよ。」と、ほくそ笑んでいた。一部の参加者が見たというパンサーツアー榛名グランプリ記録映画では、遠方に東京タワーが建設される中、レースが行われ。すっごい美人の女性や下町の仲間達が応援する中、阿部が蒸気機関車に乗ってチェッカーフラッグを受け優勝すると言うモノだったらしい。もちろん2枚組の豪華版も存在し、こちらは田中が優勝するバージョンだ。運が良ければ用賀のツタヤでレンタルできるということだ。見たい人は世田谷の方まで足を伸ばしてみることをお勧めする。

冨田その存在を活かして新たな展開を見せ始めた。レース中冨田は、あまりプッシュすることなく、どちらかと言えば同じラインをきちんとトレースするようなテクニカルなレースを行っていた。まだ若く、経験が浅いのと、体重で不利な現在、無駄な頑張りよりも未来につながる走りを心がけているようで、そのクレバーさに見ている大人達は感心していた。そのうち冨田が走ったラインのわだちが大きくなったかな?と思っていたら段々と深くなり、大きな溝になり、とうとうアンダーグラウンドのコースになってしまった。そして冨田はそこで“地下パンサーツアーを開催”JAFの目を逃れて、バーやショービジネスを展開、中でもラインダンサーズは永田町の政治家御用達といった具合で、料亭での密会よりもこの冨田地下パンサーツアー好む傾向に有り、毎日満員の状態だ。そして冨田はそこで出来た人脈を元に、土地の先行投資を行い、高速道路や鉄道が通る度に莫大な利益をあげるようになった。その後ハリウッドの女優と食事をしている所をフォーカスされたが、それきり表の経済界から姿を消していると言う。事務局長の幾橋によると「たまにサーキットで会うと『幾橋、元気にしているか?』と声をかけてくれてメシを御馳走になる。」と言っていた。未だカートには未練が有るらしく、「俺が勝てるようなカテゴリーを是非作って欲しい。」とポンと100万単位でお小遣いを置いて行くらしい。次回筑波には来ると予想される為、阿部政権の行方を冨田から是非聞きたいと言う、インタビューの問い合わせが新聞・雑誌等各メディアから相次いでおり、事務局は現在対応に追われている。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.27 第5巻3号(通巻27号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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