Club PANTHER official website レーシングカート『クラブ・パンサー』公式ホームページ Club PANTHER official website レーシングカート『クラブ・パンサー』公式ホームページ Club PANTHER official website レーシングカート『クラブ・パンサー』公式ホームページ
TOPページ Topics Club PANTHERについて マシンについて レースについて Q&A お問い合わせ
平凡パンサー 5-3 HARUNA 2007.6.17
10 11 12 13 14
5.OG350 戦評〈1〉
PANTER TOUR OG350 MVPをもやしクンに獲られるという噂がある。
密談「今日は誰が勝とうか?」「最近優勝して無いから俺でいい?」「いくら?」「牛丼1杯」「お新香は?」 でも、こういたメンバーから優勝者が出る事はない。
名物“おしり選手権”優勝者は???
厳しい世界情勢が続く中、パンサーツアーでも男達の戦いに悲哀がこもって来ている。現在エリーゼカップで表彰台の常連となっている藤堂(旦那)だが、実は昔パンサーツアーに参加していた。久美が実力を伸ばすにつれて来なくなり「旦那は辛いよね。体重有るしプライドあるから嫁さんが速いとね。」と言っていたが、ここにきて参加者全員が笑えない事態になってきた。久美が普通にポールトゥウインを決めベストラップまで獲ってしまったのだ。これに対して軟弱な男共は苦情を事務局に寄せたが、事務局長幾橋は、久美の成長は事務局にとっても嬉しい事と全面対決の姿勢を見せ「久美さんエリーゼカップって面白いみたいよ。」と久美に対して親切な指導を続ける他、「久美さんは綺麗だから顔を隠すスポーツは向いて無いよ。あれ?そう言えば横尾さんがテニスにはまってたな〜。」と延び盛りのレーサーに対して将来の展望を提示、健全な育成を支援してゆく方針だ。

今回意外な人物が注目を集めた。それは“もやしクン”こと山下の息子なのだ。このもやしクン最近女性ファンを着実に獲得しサーキットのマスコットとしての地位を不動のものにしている。そして今回もファンを増やす事になった。それは感動的な場面だった。山下が最終コーナーを立ち上がってくる、それをジッと見つめるもやしクンが居た。それは父親が2位フィニッシュという偉大な仕事を成し遂げた姿を我が息子に示した瞬間だった。声援と紙吹雪が舞う中、ピットに戻って来た父の姿を見たとたん、待切れないと走り出した小さな身体は、弾むように全力で駆けて行った。「パパ〜!!」勿論父親の山下もとっくに気付いていた。我が子が駆け寄ってくる。俺の姿をず〜っと見ていてくれただろう息子が全力で駆けてくる姿を。「ほら、お父さんやったぜ!!」と天空に向かって突き上げた腕はライオンの雄叫びにも似た力強い姿を見せ、直ぐさま駆け寄ってくる息子の為に大きく大きく開かれた。しかし息子は飛び込みたい衝動を押さえて立ち止まり、偉大な父親に祝福の言葉を贈ろうとしていた。そう、息子はきちんと成長しているのだ。「お父さん……。」父は次に出て来る言葉を思ったら涙が出て来た。「のど乾いたからジュースのお金ちょうだい。(実話)」「……。」周囲に爆笑の渦に飲み込まれた。ほんとうに偉大なのは息子の方かもしれない。

幾橋が今回きちんと仕事をした。3位表彰台をゲットしたのだ。幸田ではレース前日のフリー走行では一番速かったのにレースでは見事に期待を裏切るといういつもの態度が今回は見られなかった。「イクちゃん、どうしたのさ、病気?」と周囲から心配されたが、実は幾橋の自主開催の榛名であったにもかかわらず、ついうっかり賞品を買うのを忘れてメダルの手配も忘れてアドバンのスポンサー関連の賞品を忘れるという活躍振りで、普段以上に仕事をしていたのがこの榛名だったのだ。「なんだやる時はやるんじゃん。」と、幾橋的活躍が無い方がレースも賞品も良い結果になると、参加者全員が知っている。

地球温暖化が進み梅雨にあまり雨が降らなかったり、いきなりのスコールが降ったり、異常気象が杉山をおかしくしたらしい。それは、突然の激しい雨に見舞われた杉山が、ずぶ濡れになってしまった時のこと、杉山の身体があっと言う間に溶けてしまったというのだ。そして驚くべきことに、一ヶ月後、杉山の身体が有った場所からペンペン草が生えて来て、みるみる大きくなり花を付け実を付け、その中から杉山が復活、前の杉山より若干良い人の杉山になって帰って来たらしいのだ。湯山に真偽を確かめると「ああ、杉山さんは食料が多い時なんかは分裂して増えますし、雨が降ると地中に逃げて、その土地の名産物から復活したりするんですよ。きちんと養分をあげておくと“良い杉山”になりますし、手入れを怠ると“悪い杉山”になるのでそのへんが栽培の難しい所ですかね〜。」と教えてくれた。杉山カートではあまり大切に育てていないようだ。
1.表紙へ→
2.GG500 戦評〈1〉へ→
3.GG500 戦評〈2〉へ→
4.GG500 戦評〈3〉へ→
5.OG350 戦評〈1〉
6.OG350 戦評〈2〉へ→
7.OG350 戦評〈3〉へ→
8.HG1000 戦評〈1〉へ→
9.HG1000 戦評〈2〉へ→
10.レース結果〈1〉へ→
11.レース結果〈2〉へ→
12.ポイントランキング〈1〉へ→
13.ポイントランキング〈2〉へ→
14.PANTHER NEWSへ→
※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.27 第5巻3号(通巻27号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
TOPページTopicsClub PANTHERについてマシンについてレースについてQ&Aお問い合わせ