Club PANTHER official website レーシングカート『クラブ・パンサー』公式ホームページ Club PANTHER official website レーシングカート『クラブ・パンサー』公式ホームページ Club PANTHER official website レーシングカート『クラブ・パンサー』公式ホームページ
TOPページ Topics Club PANTHERについて マシンについて レースについて Q&A お問い合わせ
平凡パンサー 10-4 TOCHIGI 2011.7.11
10 11 12
6.OG350+GG500 戦評〈5〉
PANTHER TOUR OG350+GG500 危ないから下がって下さい!関根さんがブラックホールに……
ハイ君たちみんなバカなんだから、ちゃんと聞いてね。

急激な進歩をみせる舛添だが、つねにリスクが伴う危険性はいなめない。

ここもてぎはツアーで最も難度が高いが人気も高いコースだが、無理をするとどうしてもスピンをしたりコースアウトしてしまうのだ。

今回は気温が30℃をゆうに超えていた為、ジーさんたちの体力を考え、20周の周回数を15周に減らしての開催だったが、やはり舛添がコースアウトしてしまった。
「あ〜舛添さんやっちゃったよ〜!」コースサイドで見守っていたベアのスタッフ達はすぐに現場へ駆け付けた。
「すばやいね〜!!」周囲が感心していると、何故かベアのスタッフは救護作業どころか復旧作業をすることもなく穴をほりだしたのだ。
「あれ? なにしてるんだろ??」すると、事故ったシャーシーと舛添をその大きなあなに埋め始めてしまった。「あっ! 今はやりの中国型の復旧作業だ。」「さすがベアさん、流行を取り入れるのが旨いね〜。」

そして、ベアのスタッフがコントロールタワーに向けて手で大きな丸をつくると、コース全体から歓声があがった。

「レース中に事故車がグラベルになるのと、地中に埋まっているのを比べると断然埋めた方が安全にレースが開催できる。今回のベアの英断は表彰に値するよね。」 と、大絶賛だった。ベアの社長田中も「いあ〜、今回は舛添さんだったから埋めてもいいかな〜って思っただけで、運が良かっただけです。」と語り、その控えめな態度がとても良かったと、さらに好感度をアップしていた。

関口は天才である。だから普通ならば誰にも負ける事は無い。しかし、見た目同様一種の奇人なので、その才能は限られた場面でしか発揮できないのが悩みだそうだ。それについてチーム監督の森は「ええ、関口さんの才能を持ってすればパンサーツアーどころか、世界戦でも大丈夫だと思います。ただ、その才能が発揮できるのが、雨が降りそうだが降っていないドライの路面で、気温が25℃から32℃までの間で、レースクイーンが必ずいて、スカートの丈が膝上25cm以上で、下着の色は必ず白で、ストレートのロングの黒髪で、目が合うとちょっとはにかんで下を向いてしまって、でも積極的で『関口さんって、速いんですね〜、ガンバッてください』って言ってくれて、握手を求めてくれて、手を離した時に携帯番号のメモがあって、電話したら気軽に食事をOKしてくれて、意外にも彼女は上げマンで、一緒に歩いている時に買った宝くじで3億円あたってしまい、とりあえず当選金で買った株が5倍になって、買った土地から石油がでてビル・ゲイツよりもお金持ちになってしまった時に限られるのが残念です。」 と、言っていた。

関根が少し痩せた。その知らせを聞いて一番驚いたのが、不思議な事に文部科学省だった。関根にその事情を尋ねてみると「いや〜痩せたっていっても見た目が小さくなっているだけで、実は体重は増えてるんですよ。だから不思議がって文部科学省がおもしろがってるだけじゃないですか?」 と、言っている間にさらにひと回り小さくなってしまった。「あれ?今小さくなりましたよ。」 と言った瞬間物影から文部科学省の役人が飛び出して来た。「危ないから下がって下さい! 関根さんがブラックホールになりかけてます。」 と言ってあっという間に小型ミサイルに関根を乗せて打ち上げてしまった。「これで大丈夫です。関根さんは銀河系の外まで行ってくれるハズです。」

唖然とした表情で見てたツアーのみんなは「関根さんはお星様になってしまったんだね。」 と、妙に乙女チックな気分になって『来年の7月のパンサーツアーは関根に短冊にお願いを書いてかなえてもらおう』と、ちょっと盛り上がって喜んでいた。

照屋が調子にのっているそうだ。
ツアーで一番若い照屋は袖ヶ浦でツアー最年少優勝を記録し、自己の才能を過信しているとのことらしい。監督の杉山は「照屋さんは今やりたい放題だからちょっと見てられないんだよね。カラオケでビーズの曲を好き勝手なメロディーで歌うし。」「それって音痴ってことでは?」「それから、野球やっても好きな所に投げるからボールがいくつあっても足りないし…。」「それって運痴ってことですよね……」「ラーメンにマヨネーズをかけて食うし。」「さらに味覚音痴ってことですか……」「待ち合わせでも、あさっての方にいっちまうし」「そして方向音痴でもあるわけですね。」「足し算なんて答えを無視して好きな数字を書くから、本当に無茶苦茶なんだよね。」「もしかしたら単純にバカってことになるんじゃないですかね〜。」

照屋はいい気になっている??

1.表紙へ→
2.OG350+GG500 戦評〈1〉へ→
3.OG350+GG500 戦評〈2〉へ→
4.OG350+GG500 戦評〈3〉へ→
5.OG350+GG500 戦評〈4〉へ→
6.OG350+GG500 戦評〈5〉
7.OG350+GG500 戦評〈6〉へ→
8.OG350+GG500 戦評〈7〉へ→
9.OG350+GG500 レース結果〈1〉へ→
10.OG350+GG500 レース結果〈2〉へ→
11.OG350+GG500 ポイントランキングへ→
12.PANTHER NEWSへ→
※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.54 第7巻5号(通巻54号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/色々 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
TOPページTopicsClub PANTHERについてマシンについてレースについてQ&Aお問い合わせ