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平凡パンサー 10-3 KANTO 2011.5.8
10 11 12
6.OG350+GG500 戦評〈5〉
PANTHER TOUR OG350+GG500 「ブラフね!」とママが呟いた。「鴨居が六本木で……」
ウ〜ん。やる気が感じられない。

今年のコンストラクターチャンピオンを狙っている鴨居にとって最大の難関になるのが鴨居ママだと言われている。

まず、ママは外国人同士はよく連絡を取り合うということから、フィリピン系を始め中国系など、在日アジア系民族の女性ネットワークを既に押さえたと言われている。しかし鴨居はママが欧米系を完全に押さえるのは高級店までもネットワークに入れる必要があり、短時間で構築するのは不可能だと考え、活動拠点を金髪系に変更する作戦に出た。

「ブラフね!」とママが呟いた。「鴨居が六本木で立っている金髪に声をかけられると思う? ビジュアルでまずビビルでしょ。それに一晩で数百万遣う化け物が数多くいる街で、鴨居が注目を集めるのは不可能だと思うの。狙うとしたら場末の金髪? いえ、やっぱり無いと思うわ。鴨居は常に鴨居なの。ぜったいにアジア系でワンパターンの遊びから抜けだせないと思うわ。すぐに捕まえるわ。」とママは落ち着いた口調で教えてくれた。

次戦もてぎに鴨居がエントリーしていない場合は、間違えなくママから謹慎を喰らっていると見て間違いは無い。

中村は初戦五位入賞と華々しいデビューを飾ったが、その後ポイントに届かない不本意なレースが続いている。原因を探るべくベアレーシングの事情通に聞いたところ「中村さんは人生を楽しむのが上手な人で、一度でも良いことがあると、ず〜っと長く嬉しさに浸っていられる人なんです。」と、一回好成績を残したくらいで、有頂天になって、コンビニに行くにもサングラスとマスクをつけ、呑み屋では知らない人にレース談義をふっかけた後、サインをした色紙を配って帰るという、3ヵ月前のそこそこの成績で、未だに自慢して回れる精神構造をしているのが原因だと語ってくれた。

そこで、こんなことをさせていては優勝もおぼつかないと、チームは中村に「レースで優勝したらホントに嬉しいから、それを目指して、ちゃんと頑張った方が良いよ。」 と、話し手聞かせた所。「そうですか、解りました。」 と、『優勝したら無茶苦茶嬉しいんだって!!』と、毎晩盛大に前祝いで盛り上がっている。

三上はベアでは珍しくKOSMICに乗っている。しかしそのカートは普通のカートでは無いらしい。実はそのカートはトランスフォーマーで、普段は水戸市内でタクシーとして活躍しているらしい。

そのトランフフォーマー"コス"は、地球に到着した際に見たカートレースに憧れ、参戦を考えていたのだが、自分が乗れるカートが無いばかりか、宇宙人枠のレースが無い事に落胆していた。

その時ホンダの栃木工場がその悩みを聞き付け、ASIMOを改造した人間型カートレーサーロボ"3kami"を産み出したのだ。ホンダの技術力で人間と見分けが付かないが、三上はレースをするカートの上に乗っけるだけに造られたロボットだったのだ。

その証拠にハイロウズの歌う『日曜日の使者』という曲がシャララーラ、シャラララーラ……と聞こえて来ると、三上はASIMOと同じ、あの独特な歩き方を見せてくれるらしい。

普段は不必要だと感じていても、実際は無いと困るモノが地球上には数多く存在している。では、パンサーツアーの山田の価値はいったいどうなのか? 今回はパンサーツアーのMVPに繋がる最も重要なポイント、オーバーテイキングポイントについて考察してみた。するといきなり大変な事が分かった。

今年ここまで3戦で43人がツアーに参加している。そのほぼ全員がオーバーテイクして喜んだり、抜かれて悔しい思いをしたりと、このポイントをみるだけで参加者が一喜一憂し、楽しんだ事が伺える。

しかし唯一3戦を通じでず〜っと0ポイントのままなのだ。レースになんの役にもたっていないのである。はたして山田は何でレースの役に立っているのだろうか? そのことについてレーシングチーム監督の杉山は「なに言ってるんだ。山田さんが役に立っている所はいっぱいあるぞ……。今は思い付かないが、な!山形さん。」「えっ? 山田さんの役立つ所ですか? そりゃいっぱいありますよ、いっぱい……。」と、いっぱい有るということだけ教えてくれた。

渋谷がまた日本を震撼させる新たな運動の法則を発見したと大学側が発表した。
実は渋谷は見た目でもわかる通り、普通のおじさんで、杉山カートのメンバーの中にいれると異常に賢そうにみえる通り、実際にそこそこの頭脳を持ち、日本経済に貢献している。
その渋谷は自分のゼミに学生を集めるのにキャバレー方式を導入、玲於奈に「どう、僕のゼミに寄って行かない?」と誘ったらしい。

この渋谷が起こした通称ポン引きと呼ばれるこの行動は、"渋谷の運動定理"として雑誌ネイチャーから『人間が本来持つ闘争本能が、論理的に守られている社会に対して、低俗な行動を取る事に寄って、革命的な力を産み出す』ことを証明した実践例として発表され、高く評価されている。

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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.53 第7巻4号(通巻53号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/色々 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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