練習量No.1の舛添さん。こういう人って最後には速くなるんですよね。

レディーガガが親日家として夕方のニュース番組で紹介されるのを見ていて、レディーガガの知らなかった一面に触れ、感激するとともに、「永遠に彼女のファンになる！！」と、決心をしたのだが、以前頭にエビのオブジェを載せていたレディーガガの写真と同じ人物だと気づかなかったことに気づいて、「また奇抜なファッションで現れるガガだから、明日会ってもわからないだろうな〜。」と、ファンになることを一時凍結をしてしまった。そんな時、イクちゃんの、「レディーガガの親日度は、管首相よりも間違い無く大きい。」という言葉にえらく納得し、そしてなんだか悲しい思いをした今日この頃、パンサーツアーが日本経済の復興に向け、恐ろしいくらい間接的に関与していることに、誰も気づかないまま袖ヶ浦フォレストウェイにて開催された。

袖ヶ浦フォレストウェイの初代ウイナーに輝いたのは、本格的サーキットにはめっぽう強い岡澤だ。なにせ、今回優勝をしたのさえ、あのベアレーシングのいわく付き「誰が乗っても遅く走れる！！本当のエコエンジン！！」という糸井重里のコピーが付いているとウソぶいている、レンタルエンジンを借りての勝利なので、その異常な速さがわかるというものだ。

そんなベアのレンタルエンジンを使っての勝利を岡澤に聞いてみた。
「いや〜あのエンジンは、本当にストレートが遅くって、コーナーで真面目にばん回しないと、大変なことになってしまうので、最後まで気が抜けない辛いレースでした。」と、優勝に格好つけてレンタル料の高騰を狙っている田中の存在を意識したコメントを残してくれた。田中もそんな岡澤の優勝が嬉しかったのか、「岡澤さんの、混走の中での優勝というのは、本当に速さを身に付けた結果だと思います。今後、強いチャンピオンになるような予感がします。」と、岡澤が喜んでいるうちに、色々なパーツを交換リフレッシュさせ、岡澤が警戒していない部分できちんと売り上げに貢献してもらうつもりだと、喜んでいた。

パンサーツアー事務局にとって久々に生きの良い新人が入って来てくれた。そう照屋だ。
照屋は今年初参加の新人なのだが、初参加で６位の好成績をあげ、ついに今回袖ヶ浦で初優勝をしてしまったのだ。そのことについて事務局長の幾橋と事務局の丸塚は照屋の所属クラスについて会談している
「マルさんさ〜。照屋さんてまだ３０代で若いし、速いから間違い無く来年は３５０に格下げになるじゃん。でもさ〜今年格下げにした岡澤さんなんかにしても、せっかく３５０の最下位候補だと思ってたのにシーズン始まったら優勝しちゃうだろ、どうにかならないかな〜？」
「Ｆ１でも今年レッドブルが速くてタイトル争いがつまらないから、途中でレギュレーションを変えてレッドブルの足を引っ張ろうとしてるから、照屋さんも成長する前に３５０に上げて、なんとか嘘でもついて成長を止めるしかないよね。」
「でもさ〜杉山さんがなかなか納得しなくて"ウン"っていわないでしょ。」
「じゃあ、杉山さんの弁当に下剤を仕込んで、便所で交渉するとウ〜ンとかウンくらい言うかもしれないよね。」
「いや、マルさん。そんなことしないでも超早口で『照屋さん３５０に格下げしてもイイ？』って聞けば『ウッ？？』か『えっ？』か、うなると思うから、『ウ』関係の言葉がでてきたら俺が、『ウンですか？解りました、じゃあ手続きをしておきます。』って言うから、『え』関係の言葉がでてきたらマルさん関西だから『え〜の？じゃあすすめときますは』って関西弁で対応してくれない？」
と幾橋が見事な作戦を思い付いた。ツアー事務局はいつも参加者のことを一生懸命に考えている。

参加者のほぼ全員が初めて走るコースで速さを発揮した山本は本当に速いレーサーだ。
５００での最速はもちろんのこと、全体でもベストラップから１００分の数秒遅れただけという、年齢詐称を疑われる程の活躍だった。レースでは全体のほぼ半分を丸塚とのバトルで抜きつ抜かれずを繰り返した為タイムを失いトップには届かなかったが、圧巻はその内容で、車の性能重視の丸塚が直線で勝負を仕掛けてくるのに対して、コーナーで勝負に望み、テクニックで勝ったということだ。そんな山本は５００の参加者からも尊敬されており、「山本さんは５００の速さじゃないよ！速くボケでくれないかな〜」と身体をいたわる発言が寄せられたり、「それより鴨居さんが問題を起こし、ママにカート禁止を言い渡されて、代わりに山本さんのチームメイトになるってほうが良いかも！」と、今シーズンが山本の活躍よりもチームメイトの出来いかんが５００の争いを面白くすると言う専門家筋もいて、既に山本を"神"扱いし、お供物をする者も出て来ている。

丸塚が大変なことになっている。久美が居ない時の活躍がもう一つで、コンストラクター２位と多摩川での"す巻き"が確定的なのだ。丸塚の生存はくオーバーテイクキングになって海外への逃亡ができるか否かにかかっている。