3月11日に発生した東北関東大震災により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害にあわれた皆さまとそのご家族に、心からお見舞い申し上げます。
未だ原子力発電所問題等、災害は現在進行中ではあります。しかし下を向いていては何ごとも始まらないです。復興にはツアー皆さんは既に色々な形(募金等)で支援を始めているとも聞いております。
そこで、ツアー事務局は、まず参加して下さっている皆がまず元気を出すことから始められれば良いかなと考えております。ひとりひとりが元気になって、この大きな災害を乗り越えていけたらと思っています。頑張りましょう!
尚、ツアー事務局で何かできる事がありましたら申し出て下さい。微力ではありますが、協力させていただきます。
2011年の幕開けの戦いを一番最初に征したのは、見た目とショップの扱いが全くパットしない森だった。
カート競技はゴルフ等のスポーツと違って、社会的地位が高いからと言って尊敬されることが無い、単純に速い人間が尊敬されるという実にピュアな性質を持つスポーツなのだ。しかし350で優勝した森は、現在ツアーに参加しているライズのメンバーではダントツに速いというのに、クラブの扱いは昔と変わらず一番下っ端なのである。何故なのかライズの監督中村に聞いてみたところ
「いや〜、それは森さんの人徳によるところが多いですね。全く威張ることもなく、人当たりが優しい人なんです……。」
と、見た目が気持ち悪いし、言ってる事も気持ち悪いので、尊敬出来ないと言っていた。
2位に入った石井も不思議な人物だ。ツアーでは間違いなく三本んの指に入る実力者であるばかりか、そのセッティングの知識に関してはダントツで、下手なカート関係者ならば逃げ出してしまうほどの論理大系を持っているのだ。しかし、そう石井も森と同様に不思議と尊敬されない実力者なのだ。そのことについて事務局長の幾橋に聞いてみた。
「石井ちゃん?だって石井ちゃんって馬鹿だもん。初めてツアーに来てくれた時、ドライの路面で『雨が振る』ってレインタイヤで決勝に出て、アッと言う間にリタイアしてたし……。」
と、ドライビングテクニックとセッティング理論は一流だが、その他の人間としての出来が三流で、ナビが無いと自分の家にも帰れない事を教えてくれた。
玲於奈があっという間にツアーの参加者全員を抜いて遥か上のクラスになってしまった。しかし、まだツアーの中では子ども扱いで、未だに十分信頼されている分けではないらしい。「玲於奈って、田中さんの息子は『トンビがタカを産んだ』って言われる位才能があるんでしょ? なんでイマイチ扱いなの?」
「親のトンビのビンキューさんが、ホントにボロボロのトンビだからさ〜。タカを産んでも普通の人以下って印象しかないんだよね〜。」
「玲於奈も大変だね〜。」
実は、子どもが親を選べないのは、生まれながらの人種差別を受けている一例だとして、東海大学の社会学の教科書に、ピースサインをしている田中敏久の写真が紹介されている。
風戸は仲間からジョニーという名前で呼ばれている。それは彼の生い立ちに寄るらしい。
実はジョニーは意外に知られていないのだがハーフなのである。父親が酔った勢いで、偶然そこに居合わせた備長炭と過ちを犯し、この世に生まれでたのが人間と植物のハーフ、ジョニーなのだ。
その為ジョニーは色黒ではあるが葉緑素は生きていおり、水と太陽光さえあれば一週間は生きていける。また火をつけると勢い良く燃え、真っ白な灰になってしまうが、灰に水を混ぜて固めると復活するらしい。
そんな風戸なので、前回燃えてしまったのが事務局呑み会の時で、幾橋が真っ白になった風戸に飲みかけのジョニ黒をかけ、復活させてしまった為、風戸はジョニーと呼ばれているのだ。
事務局では次に風戸が燃えてしまった時はモスコミュールとマッコリで復活させようと考えている。その時は風戸のことを"モッコリ"とよんで欲しい。今年中には一回燃やす予定だ。
実は丸塚は既に50才を越えており、350の資格を失っているのだが、500に移行する気は全く無いのだそうだ。
丸塚が言うには、350で最年長だと勝たなくってもだれも不思議に思わないが、50才で500に参戦すると優勝争いをしなくてはいけないので、そのプレッシャーが耐え切れなく350でのヌクヌクとしたレースを続ける事を決断したという。もちろん350のレースは意外に過酷でそんな甘い考えが通用するとは思えないのだが、そこは最年長の丸塚、350でナンバー1と言われる速さを誇る久美を口説き、その久美になんとナンバー2のゼッケンをつけさせヒモドライバーを堪能しているらしい。そして久美の頑張りでコンストラクターのチャンピオンが転がり込んでくるのを待っているらしい。パンサーツアーでは相棒が頑張り、自分はそこそこというのが一番良いとされている。
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