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平凡パンサー 8-2 KAKEGAWA 2009.5.17
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8.OG350 戦評〈3〉
PANTHER TOUR OG350 今年の流行は歌って踊れるカーター
黒で統一の静岡杉山カート。なかなかかっこいい
石井のセッティングは奥が深い、朝と夕方の気温の変化にも敏感に合わせて、シャーシの性能を上げて来る、なかなかの理論家である。そしてきちんと結果をだし、石井の理論の確かさを証明している、がしかしツアーでは誰一人石井のセッティングを信用しているものがいないのだ。そのことを石井に聞いてみた。

「午前中と違って雨の量が多くなってきましたけれど、石井さん的にはどこかセッティングをいじりますか?」「もちろん、低ミューにあわせて粘っこい“演歌”のリズムでネジを絞めますから、今以上にグリップが落ちることはないです。とくに元気が欲しいコーナーでの挙動は、天道よしみの曲を中心に絞める力を決めて行きます。

「音楽でセッティングをするんですか?」「今年の流行は“歌って踊れるカーター”なので、セッティングにも音楽を取り入れています。オイルについては、胎教っていうんですか、家でシューベルトを聞かせてますので、普通のオイルよりも感受性の豊かな動きをしてくれます。シャーシは強い当りにも負けないようにハードロックづけの毎日です。」「そういう石井さんは、どんな曲をお聞きになっているのですか?」「キョンキョンです。」「小泉今日子さんの曲はドライバーにとってどんな効果があるのですか?」「昔から大ファンなんです。キョンキョンは裏切れないので、聴かなければいけない曲も我慢してキョンキョン一筋です。」「中でも一番好きな曲を教えて下さい。」「はい『迷宮のアンドローラ』です。」 

その時周りのみんなが「あ〜なるほど』とうなづいていた。石井のセッティングが迷宮にいつも入ってしまう原因はこんなところにあった。幾橋が今年調子が良い。当然周りが迷惑することになる。この男が調子が良い時はろくなことを考えないのである。どこか頭のネジが抜けてしまうからだと言われている。

今回はカートの調子が良いので、『レッドブル・ボックスカートレース』にも出たいと言い出した。何かテレビでの映像を見たのがきっかけらしい。「丸さん、『レッドブル・ボックスカートレース』にでない?」3週間毎日睡眠時間が3時間を切っている時にこの男の脳天気な発言を聞くと、殺人犯の気持ちが解るような気がする。これが新東京のレースの準備をそろそろ始めなければいけない時期と重なるから、何おかいわんやである。

「ぜ〜ったいに、受けるって!」何を作るか決めていないのに、この男の頭の中では結論が出ているらしい。「田中さんに言ったらさ、二つ返事でOKだったよ。」馬鹿はひとりでは無いって事か。「丸さんが考えてジョニーが作っれば、良いカートが作れると思うんだよね。」お前は何にもしないんかい。それだけ言うと「俺は中国出張がはいっちゃって、新東京いけなくなったから、丸さんよろしくね。」と、さっさと切ってしまった。

しょうがないので、先ずは資料集めから開始して、アガサ・クリスティーでも読んで完全犯罪の勉強でもしてみるかと、思っている。初戦の直前に350へと降格となった風戸だが、既に第2戦で350クラスのスピードに対応してきた。いきなりの降格命令に初戦は散々な成績に終わり、今回掛川のTTでも最下位と、350のスピードについてゆけそうになかった風戸だが、本戦ではとうとうそのスピードに追付き、全体で4位、350クラスでは3位というラップタイムをたたきだし、4位入賞5ポイントをゲットした。

元々真面目すぎる性格が災いして、物事を深く考え過ぎ、スランプが長続きする傾向にあったのが、今回は、初参戦の衝撃のデビュー(いきなり2位を走行)を思い出させる強さを感じさせるレースで、500の文句言いのオヤジ達の評論の的になっていた。

「ジョニーは顔が黒いから、顔に熱をとられてタイヤが温まりにくいのがダメな原因だと思う。」「いやいや、あの黒さで発電してモータを回せば速くなるって。」「それにしては表面積が狭すぎる、せめて関根さんくらいにならないと。」「じゃあ、太ればいいんじゃない?」「俺はあの鬚が空力のじゃまになってると思う。ヘルメット内に入って来る風のさまたげとなって、ヘルメット内の温度管理が絶対にうまくいかないはずだ。」「それじゃあ、鬚はそってしまおう。」「色は少し黒くしたほうが良いから、塗ろうか。」「重心を低くしたほうが良いから、上半身の筋肉は落して、下半身に脂肪をつけよう。」「じゃあ、運動禁止だ。」「頭はいいのか?」「幾橋と話があうから知能が落ちるんだ。日本語禁止にすればいい。」

このように肉体改造をするとジョニーは速くなる。500クラスの結論である。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.40 第7巻1号(通巻39号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/色々 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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