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平凡パンサー 8-2 KAKEGAWA 2009.5.17
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3.GG500 戦評〈2〉
PANTHER TOUR GG500 ということは、レースに不参加ということで失格です。
「えらく、遠くまできたな〜」ってか。
やはり天才だった。彼をおいて他の誰を天才と呼べばよいのだろうか。

ツアー第2戦、掛川を制したのは高橋だった。実はこの高橋、ツアーの常連には良く知られている話なのだが、ツアーの第1戦から参加している古参であるにもかかわらず、まったく活躍していないという実力者なのだ。若くして全日本に参加し、そこで歴史に残るような活躍を、見守る人達の期待通り全くせず、常にツアーの手本となるべき“一見凄そうだが、それほどでもない”人物で通して来た男なのだ。

しかしそんな高橋にも他を圧倒する才能がある。それがニューシャーシの性能を100%引き出せるとうことなのだ。

そんな高橋の実力をベアの社長は「高橋さんは、ニューシャーシの持っているポテンシャルを100%発揮できるのが、最大でも3戦といわれているなか、その利点を実に良く発揮し、リザルトに結び付ける天才なんです。」

と、ちょっとでも自分に有利だとツケ上がる男であると言っている。パートナーの山北も「光春はホントにシャーシの特性を見極めるのがうまいよね。」と、自分では努力せず、利用できるものは何でも利用する男だと、教えてくれた。

そんな高橋の優勝という事実は大きなショックとなり、誰もが感情的な眼で高橋を見つめた「これで3戦目だから高橋さんは終わってしまった……。つぎに活躍するのは何年後だろう……?」と思っていた。

久保は急激にその才能を伸ばして来たカーターだ。しかし今回、タイムトライアルではその実力を発揮出来ず、中盤に留まってしまった。しかし久保には秘策があった。そう、久保は無機質に命を与えることができる“神”のような男なのである。以前、同じ才能を持つ変なオジサンを集めて、紙に黄色い丸を描いて、そこに“目”“鼻”“口”を描き「ピカチュウ〜!!」と言わせ、多くの子供達に感動を与えたことは有名な話だ。そこで今回もその手を使ってレースでの勝利を手にしようと考えていた。「ようし、最初はアライチューだ!!」やくにたたないオッサンが出て来ただけだった。「では、ハイチューだったらどうだ!!」美味しかったけれども、それがどうしたという感じだった。「そうか、では会議中はどうだ!」“困るな〜『会議中』なんだ後にしてくれないかな〜”と言われた。「あれ?バクチューってなんだっけ??」

そう言ったかと思ったら、後ろ向きに一回転し、倒れてしまった。「いって〜!! クソ!! では訳注だ!!」すると出て来た男は“私は、よりよく理解するために付けられた注釈です。現在の状況を説明しますと、3分前から既に“レース中”です。ここで久保さんが私の注釈を聞いているということは、レースに不参加ということで失格です。”と、優しく教えてくれた。

情報戦略に長ける原口はカウンターインテリジェンスを掛川に持ち込み、レースに有利に働くよう工作していた。

まず、北朝鮮の国営放送局の朝鮮中央放送のニュース番組のキャスターの後ろに『冨田のバカ』と書いた紙を秘密裏に貼ることに成功、今回の原爆実験の報道がなされる度に全世界の視聴者の目にふれることになった。

また、全裸で捕まった草なぎ剛元被告の背中に『関根のデブ』と描いておいた。こちらはジャニーズ事務所の抵抗にも合い、全国放送は出来なかったが、マスコミ業界で“関根さんてデブなんだ”という規定概念を埋め込むことに成功している。

そして極め付けは、小向美奈子のアンダーヘアーに『田中のハゲ』と刻んでおいた。残念ながらこちらも報道されず、ネットなどで流れた画像もモザイク処理がしてあるなど、残念な結果になってしまったが、数百人のエロオヤジ達の脳裏にはっきりと『田中のハゲ』というビジュアルが残っていると言う。

そしてこれらの常識を覆す工作の結果原口は、泣かず飛ばずのリザルトをゲットした。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.40 第7巻1号(通巻39号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/色々 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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