手塚は何ごとにも準備をきちんとしておく人間として知られている。普段走れ無いコースでのレースがあると、走行可能日をきちんと調べて、練習をする。当然日常生活でもそういったことは欠かさないそうだ。
そこで来年から始まる裁判員制度について手塚に聞いてみた。「みなさんは自分にはまさか回って来ないだろうと思っていませんか? 1年間で言うと5000人に1人の割合になるんですよ。ツアーのパーティーに大体100人が来ますから、来年のパーティーで誰か1人が選ばれている確立は50分の1の確立なんですよ。高くありませんか?」「え〜!! じゃあ、田中(敏)さんとか杉山さんとかは、抹殺しておかないと日本がダメになっちゃいますね。」「ハハハハッ!! そうですね。でもきちんと準備をしておけば大丈夫ですよ。ほらこれを読んでおくといいですよ。」と、一冊の本を紹介してくれた。その本は山上たつひこ氏の『がきデカ』だった。横で手塚が腰を振って“死刑!”の練習をしていた。
フレンズのパンサ−倶楽部が解散したことで、そのメンバー達が新たな活躍場所をさがして色々なショップに移籍をしている。そのなかで冨田をはじめとする数名が移籍した先が問題になっている。そう移籍先が静岡の杉山カートだったからで、秦野の杉山カートとは全く関係はないが同じ名前のショップだからである。「ねえ、冨田さん。ショップ名が同じなので、どう呼び分けたら良いですかね。」「ちゃんとした杉山カートとちゃんとしてない杉山カートなんてどう?」「思いっきりカドが立つでしょ。」「だったら、凄い杉山と凄く無い杉山では?」「だから、どっちがどっちってこの時点で分かっちゃうからダメです。」「じゃあエイベックス杉山と吉本杉山なら雰囲気だから区別しにくいんじゃない?」「一発でわかりますって。」
この状況に事務局ではショップの地域性を考慮し『ジャン杉山カート』と『ズラ杉山カート』ではと提案したところ冨田が何故か「私は違いますからね!!」と、必死に弁解していた。
遠藤は艦長でもある。船でそうであるように自分のカートを大切にする人物でも有名だ。「遠藤さん、いつもカートを綺麗にしてますよね。」「いや〜、実はこれが2台目なんだ。1台目は1周も走ることなく終わっちゃってさ〜。」と、テレながら教えてくれた。
実は最初に買ったカートは葉山マリーナに持ち込んだそうだ。「最初にさ、シャンパンをぶつけて進水式をしようとしたらさ。、シャンパンの瓶がわれるどころか、ゴンっていってシャーシーがまがっちゃってさ。」「それで1台目をお釈迦にしちゃたんですね。」「それだけなら直せたらしいんだけど、その後進水式で海にむかって入っていったら沈んじゃってそれっきりになっちゃってさ(笑)。」と、危なく一緒に沈んじゃうところだったと教えてくれた。
ベアでは、艦長が船と運命を共にしなかったのは間違いだったとの反省から、次に遠藤がマリーナで新車を降ろすときにはくくり付けて進水式を行う予定だという。敬礼!!
サイキョークラブは最終戦でまた松井をやといコンストラクターでの逃げきりを図ったが、あえなく失敗に終わった。そのことを高橋は「シゲチャンが、ギャラ分働いてくれないんだもん、勝てないよね〜。」と、元プロドライバーの惨敗を嘆いた。
松井によると今回のギャラはセブンイレブンの肉マン一つだそうだ。「特選肉マンにして欲しいと要求したんだけどさ〜残念ながら却下されて、やっぱりその分力がでないよね〜。」「え〜その前にさ〜、ポテトチップを分けてあげたジャン。3カケは持ってったよ。」「あれはギャラには入ってないでしょう。」「じゃあ、その時の珈琲は?」「自分で払ったよ〜。その上ミツハルさん小銭がないって俺に出させたじゃん。」「じゃあ、俺が150円多く貰ってるの?」「あっ、そうだ。じゃあ俺の方が雇い主じゃん。ミツハルさん150円も貰っといて1ポイント? もっと働いてくれないとギャラに合わないよね〜。」「あっ、すみませんでしたオーナー、次は頑張りますって、え〜嫌だな〜。」
ツアーで心が狭い男選手権をすると間違い無くサイキョークラブが優勝する。 |