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平凡パンサー 5-1 MOBARA 2007.4.15
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7.OG350 戦評〈2〉
PANTER TOUR OG350 いっか〜い…、にか〜い…、さんか〜い……。ギャー!なんか…多い…(涙)。
毎回話題を提供してくれる善子ちゃん。久美さんも一緒になって笑っているが、実は同類だと思われている。
善子はツアー以外に125水冷クラスにもエントリーしていて、目まぐるしく忙しい一日を過ごしていた。まずはツアーのタイトラ後コントロールタワーに呼び出された。その事を聞いてみると「う〜ん、何か言われたみたいなんだけど、あんまり覚えて無いや。取り敢えず、『女の子に言いたい事があったら、こんな密室に呼び出すなんてちょっと男らしく無いかな?』って言って来ちゃった。」と教えてくれた。そしたら125のタイトラ後善子の所へ、「コントロールタワーにおいで下さいませ」とお迎えがきた。それを善子に尋ねると「う〜ん、内容は良く覚えてないけど、女の子を立たせたまんまで話しするのって酷く無い?」とちょっと怒っていた。125の予選後には「善子さまお迎えにまいりました。」と礼儀正しくコントロールタワーへエスコートする紳士が現れ、その内容を確認すると「言われた事は覚えて無いけどさ、ソファに座って話をする時はさぁ、飲み物くらい用意するのが常識だよね。」と3回目の上得意さまに向かっての礼儀ができていのは悲しいな〜と嘆いていた。そしたらツアーの決勝後、パドックにコテージが建っていて“善子様専用ご相談コントロールタワー別室”と看板がつけられていた。そこで本日4回目の懇談が催されパリの三ツ星レストラン「ル・サンク」によるディナーの後ダンスパーティーで善子の4回目の訪問の労をねぎらった。善子は「まあ、普通でしょ、だって私お得意さまだよ。ちゃんと対応してもらわないと。」と、ようやくコントロールタワーも人を呼ぶ心構えが出来たと喜んでいた。その後125の決勝の後、善子に「今回は特別にお会いする用事はないのですが、今回だけ訪問が無いと言うのはとても寂しい限りです。お伺いいただいても当方は差し支えありませんので、どうぞご気軽にお寄りください。お待ち申し上げております。」と手紙がとどき、善子の「な〜んだ、私が可愛いから会いたかったんだ。回りくどいんだよね。」が、今日一日の反省のコメントだった。茂原サーキットでは記録だということで、善子様1日4回コントロールタワー訪問記念の記念碑が建設されたらしい。

350で遅れをとっていたフレンズが秋山と山下で王者奪還に向け好スタートを切った。500で昨年チャンピオンを出したフレンズの今年の目標は350のタイトルである。今年500から降格になったとは言え、最多勝の山下のパフォーマンスは定評がある。そのベースになっているのがセット出しの巧さだ。首から上のセッティングには元々センスとテクニックに定評はあるが、得に足下のセッティングに関しては、適当に相手の話に合わせて、いかにも出来そうなふうを装い、走行後「気温の読みを1°間違えちゃった。」等とテクニシャンを演じ、他者を圧倒するテクニックはまさに神業である。それだけではなく、封印された伝説の秘技“ナカモト”があるという。それは単に体操着を来て髪の毛を七三にわけマットレスの上で一回転するだけで、周囲の人間に戦慄が走るといわれているのだが謎に包まれている。今年はその大技を魅せてくれるのだろうか?

そして昨年一年間、フレンズのレーサー養成機関“カメの穴”での特訓に参加していた秋山がサーキットに帰って来た。遠藤によるとその脅威のカメの穴の実態はこうらしい。まだ朝日も昇らない5時に、起床の音楽がスピーカーから流れる。しかしコーチも起きて来ないので実際の起床はだいたい10時頃、そして朝飯だが、誰とも無く「朝昼兼用にして外でうまいもの食べよう。」ということになり千駄木の商店街の中に選手は消えて行く。帰りにパチンコ屋によるものやら、ゲームセンターに行く者がでてくる。しばらくして「けっこう遅くなったし、明日走れるんだから今日やる必要はないよね。」と誰かが言い出して、マージャン屋に集まると、そのまま夜中まで楽しんでしまう。そんな毎日なのだ。しかしきちんとサーキットへ行く日もある。代返も利くのでクジ引きで負けた者が代返を引き受けサーキットへ向かい、他はいつもの通りに商店街へと消えて行く。そんな人々が『地獄』と呼ぶ特訓を耐えて来た選手達は、恐ろしく成長していると言うのだ。秋山がその事について語ってくれた。「いや〜タイム的には3位・4位ってところですからマダマダですよ。特訓ですか?いや〜まあ楽しかったですけど……。」そこへ口数の少ない秋山にかわってフレンズの遠藤が「“地獄”と呼ばれる天国のようなレッスンであなたも秋山さんのように速くなってみませんか? 三食昼寝つき、マージャン・ギャンブルやり放題、繁華街も近くとても便利。サーキットでは親切丁寧な美女講師によるマンツーマンレッスン。是非お待ちしています。」フレンズのカメの穴はキャンペーン期間中でとっても楽しいらしい。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.25 第5巻1号(通巻25号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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