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8.レース結果(7)
3年目の開催にこぎつけた幾橋。流石に精神的に疲れていたのか全く精彩が無かった。
実は今日の泊まりの為に体力を温存しているだけだった。レースよりも宴会が大事だそうだ。
手塚さんオリジナルの“赤ファースト”のステッカーを貼ったカート。世界にこれ一台しかない。
毎年必ず初戦に勝って来たゼロが勝てなかったどころか1ポイントも取れずに惨敗した。二人ともボーナスポイントを持っていた為勝てなかったことがあまり目立たなかったが実はTTでは14番手、決勝でも10番手のタイムがやっとで、とても勝負にはなっていない。このことについて幾橋は「去年まで勝利に貢献していたのは我々のテクニック、今年の惨敗は新車の開発に遅れたベアの責任。」とそろって導入したファーストのニュシャーシの熟成が問題だと語った。一方の丸塚は「ファーストは久しぶりなので開発はイクちゃんに任せてましたから…。」と、はっきりした事を言わない。しかしその後丸塚によって行われたモテギでのテスト兼レースではなかなかのパフォーマンスを見せていることは伝わって来ている。実は、幾橋の最近の悩みが影響しているらしい。それは
1.プロ野球の交流戦をみてレパードが申し込んで来たらどうしよう
2. ツアー参加者が暴れて、地元開催権が剥脱され、無観客試合を申し渡されたらどうしよう
3. 次戦パンサーツアーの時にボーリングの予定が入っているのがバレたらどうしよう
4. ベア株が○○に買い占められて“パンサーツアー”の開催に発言権をもったらどうしよう
5. 燃料タンクを2重底にしてありバラスト代わりに使っているのがバレたどうしよう
事務局長は色々大変なのである。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.13 2005年5月15日発行(年間不定期6回発行) 第3巻1号(通巻13号)
発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 取材・カメラ/阿部 勝 他 差入無し
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