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平凡パンサー 9-2 SHIZUOKA 2010.4.11
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7.GG500+OG350 戦評〈6〉
PANTHER TOUR GG500+OG350 本日のレースは必ずダラダラしないで、時間通りに終わる事。
ベアの新人羽澄さん。ベアというだけで色眼鏡でみられています。
石川は見た目は見事にオッサンだが、意外にも流行に敏感だそうだ。「この精神的な若さが、周囲のオジサンよりも 自身を若くさせ体力・知力とも少し抜きん出ている原動力にり、今年から参戦しているパンサーツアーで好成績が残せているんでしょう。」とチーム監督は語っている。「石川さん。最近一番気になっている事ってなんですか?」「やっぱりAKB48の総選挙の結果かな~?」「また~若ぶって。メンバーとかわかるんですか?」「予想ではやっぱり前田敦子ちゃんの1位は外せないけど、大島優子ちゃんとか渡辺麻友ちゃんなんかが、逆転する可能性はあるよね。それともう一つ注目しておかなければならないのはSKEの松井珠里奈ちゃんが、大いに躍進してきてるってことかな。」「凄いじゃないですか。その若い感性が良い結果に結び付いてるんでしょうね~。」「いや~、そんなことはないと思うけど。」と、まんざらでも無いような顔で笑っていた。「じゃあ、どの娘があっちゃんでしょうか?」と、メンバーの写真を見せたところ「えっ!......。」と、脂汗を流しながら黙り込んでしまった。石川の興味の基本は、呑み屋のネーチャンにモテルためだけの浅い若者知識だった。もちろん、体力のほうも見せ掛けで3日後には、とてつも無い筋肉痛に襲われ、こっそりと寝込んでいたそうだ。羽澄は先日交通事故に遭ってしまい頭に大きな穴が空いてしまった。健康上全く問題がないそうだが、見た目を本人が気にしており、今回のツアーが終わり次第、手術する予定になっていた。ところが、今回のレースで、頭に空いた穴かFダクトと同じ効果をもたらし、ストレートでのトラッグを軽減し、最高速が伸びたのだ。羽澄なその効果をメカニックに伝え、「じゃあ、試しにもう一ケ所穴を空けてみましょうか?」と柴田に提案された。羽澄は「体感した感じだと、お腹から入ってお尻に抜けるラインがあると、シャーシーのグリップか上がるような気がします。あとは、頭と同じFタクトの効果を狙うなら、耳から入れて頭の同じ穴からだすと、さらに効率が上がるようなきがします。」と、2ケ所の穴を急遽空けて決勝に挑む事にした。決勝ではその効果がバツグンに出て、他を寄せつけないストレートスピードを披露したが、ちょっと穴か大きかったのか、脳みそが若干こぼれ、ラリった状態でのレースとなった為、シビアなラインがとれずに結果には結び付かなかった。ベアではこの効果を重視し更に研究開発を進める事とした。そして羽澄は、脳みそ がこぼれた分馬鹿になってしまったが、「まあ、いいか。俺じゃないし。」と、チームメイトが暖かく分別ゴミの日に散歩しようと声をかけていた。田中は選手とチーム監督の両方の立場でレースに参加しているプレーイングマネージャーである。もちろん、チームメイトとも長年のつきあいで、他のショップよりもフレンドリー関係を築き、独自の作戦をたてる事ができるのだ。「本日のレースは必ずダラダラしないで、時間通りに終わる事。その後に向かう○○温泉の指圧コーナーは人気が高く早く行かないと予約がいれられない。お風呂上がりに揉んでもらえないのは寂しいだろ。だから今日は時間を守ったレースをやろう。」と、サーキットに合った適格な指令が下される。チームメイトも「だって、ビンキューさー。早く行っても帰りの高速が混むからさ~、できたらゆっくりできる△△温泉に変更しよ~よ~。」と、セッティングの調整にも独自の感覚から、高度な対応を求めてくるという、実にプロフェッショナルなチームなのである。「光春。だって○○温泉はスッゲー安い1,500円で温泉券が付いたパックの定食があるから、これを忘れたく無いよね。」「そうか、そうだったよね。さすがビンキュー。」こうして田中はチームメイトのレースリザルトを限り無く最下位に向かって下げてゆくのだ。 カート界の至宝と呼ばれるべき名監督だ。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.45 第8巻2号(通巻45号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/色々 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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