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平凡パンサー 9-2 SHIZUOKA 2010.4.11
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2.GG500+OG350 戦評〈1〉
PANTHER TOUR GG500+OG350 ジョニーは侮れない。知能は猿よりも上だろう。
初めてポイント争いのトップに立ったジョニー。
鳩山政権が終わり、また『こんどこそ......』なんていういつもの気分に惑わされる中、今年は例年と違って意外にもやる気を見せている事務局長幾橋が、全く練習に行くそぶりを見せない為、「今年のやる気は口だけだったね〜」とあっさりと底を見せてしまったこの頃、パンサーツアーの第2戦が御殿場にて開催された。

ここ御殿場では6月から始まるワールドカップの応援の意味もかねて、レース中にサッカーボールをサーキットに投入し、ドリブルをしながらレースをする方法が取り入れられた。

このルールのもと、意外にも速さを見せたの は風戸だった。見た目と違って深く物事を考えない風戸はこのルールに全く疑問を抱かず、ひとり黙々とドリブルを続け、リードラップを取り続けた。事務局も風戸の一途な態度に感激し、バスケットボールを与えてみることにした。すると驚くことに風戸はきちんとバウンドさせながらのドリブルに切り替えたのだった。このことについてチームメイトの幾橋は「ボールの違いを認識することはできるはずです、合コンに行った時は、ちゃんと好みの女の子に向かってまっしぐらですから」と、風戸のポテンシャルの高さを絶賛した。

その後、投入されたボウリングのボールは前を走る田中をフックボールで倒しリタイヤに追い込むといった事務局が考えている以上の結果を残し、そのままゴール。350での初優勝を成し遂げた。このリザルトでて350のメンバーの危機感を煽り「ジョニーは侮れないないかも知れない、知能は猿よりも少し上だろう。」と、いきなりチャンピオン候補の筆頭となった。

500クラスの優勝者はやはり山形だった。もちろん山形以下の参加者は事務局に騙されることなくボールを無視し、普通にレースをしていた。ところがこの日最速を誇った山形に困ったことが起こった。と言うか同じ神奈川杉山カートのメンバーの山田にも同じことが起こっていた。そう、オーバーテイクができないのだ。パンサーツアーではピットインが義務付けされており、順位が交錯するため通常のブルーフラッグが振られない。その為、上位を目指すためには必ずオーバーテイクしなければならないのだ。ところが山形は全く前の車を抜こうとはしないのだ。その異常事態についてチーム監督の杉山に原因を語ってもらった「山形さんは前科はないんだけど、神奈川県警の性犯罪者リストにのってるもんで、変なことをするとすぐに警察に引っ張られて、どうにか逮捕できないかと警察にネチネチやられるから、中々無茶な行動はとれないんだよね。」と、相変わらず異常な性癖の方は頑張って活躍しているので、全く心配する必要は無いと、山形のチャンピオンを疑っていないようだった。

ちなみに山田の原因を尋ねてみると「山田さんはたんにヘタクソ。」 と一言、爽やかに笑って応えてくれた。幾橋が口蹄疫にかかてしまった。人には感染しないはずなのに、何故か幾橋には感染してしまったのだ。そのことについて宮崎県で事態の収縮に務める専門医師は 「イクちゃんに感染した原因?べつに何でもいいんじゃない。牛の方が大切だからね」と、顔を曇らせていた。厚労省は初めての人間への感染について 「幾橋さんという、貴重な才能を失うのは忍びないことです。なんとか治癒の方向で......」と、薬殺処分を検討して欲しいと事務局に通達してきた。

しかし、レース界にとっての至宝幾橋である。その損失ははかり知れないとTOYOTATEAMTOM'Sの関谷監督は「さっさと殺っちゃえよ。いいよ、な〜んにも変わんね〜って。」と、厚生労働省の態度に怒り心頭だった。カート界も敏感に反応した。JAFのカート部会の委員を務める田中氏も幾橋を失うわけにはいかず 「生ゴミの日にだしちゃいけないの?面倒臭いな〜ちゃんと処理しなくちゃいけないんだって?」と、苦悩の色を隠そうともしなかった。

事務局の丸塚に至っては悲痛な顔をして「いなくなってもかまわないけどさ、事務局に無駄な金なんかないからね。」と、固辞の姿勢を崩さなかったし、新婚のアキちゃんはパニックに陥って「あ〜もっと高い保険に入っとくんだった。あ〜すっごく損した気分。」と、深い悲しみで皆の涙を誘っていた。

このとこ技術革新が速い映像分野で、あの山田を3Dで写すとどうなるのか?というテーマが話題となっている。それは、山田は映像にはきちんと写るのだが、誰も気付かないといった特徴があるのだ。そこで3D映像にして、飛び出す山田の映像を作ったら、はたして視聴者は気付くのだろうか?という問題なのだ。この問題にたいしてティムバートン監督が山田の3D映像化に成功。現在公開中の『アリスインワンダーランド』に山田が準主役級の扱いで写っているらしい。しかし、やはり誰も気付かなかったらしく、山田の存在感は心霊写真の幽霊以下だと定義された。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.45 第8巻2号(通巻45号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/色々 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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