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平凡パンサー 6-5 TSUKUBA 2008.7.25
7.OG350 戦評〈2〉
PANTHER TOUR OG350
カメラを向けるとなんとなくポーズをとってしまう人
その6
シーズンも終盤戦、チャンピオン争いが激化してきた。善子、石井、山下、山田がわずか1ポイントづつの差で争っている。トップの善子が15pt、2位の石井が10ptもって残り2戦に挑むことを考えれば、この4人はほぼ一線で並んでいるといってよい。こうなってくるとセカンドドライバーの力が非常に重要になってくる。

善子のチームメイト久美はセカンドドライバーとしての働きを「嫌よ! だって私がチャンピオンをとるんだから。」とライコネンのように全く協力的ではない。また、石井、山田のチームメイトの田中、丸塚、山形は全員「俺は天才ドライバーだぜ! 俺に任せておけば大丈夫だ。」と協力を惜しまないが、殆ど上位に上がってこないので、ジョークと考えて間違いはない。

そう考えた時、一番チャンピオンに近いのは、秋山をチームメイトに持つ山下だと言える。秋山は今回優勝を飾っているのでわかるように350のトップドライバーの一人である。実に3戦中2戦で表彰台に登っている実力者なのだ。秋山に山下のサポートをするのか聞いてみた「山下さんは、人間的にとても良い人なので、ぜひチャンピオンを獲得してもらいたいですね。僕で出来ることなら、頑張って協力しますよ。」と、今度可愛い女の子を紹介してくれる約束をしているので、バックアップすることを了承したと言っていた。

山下にチームオーダーに関して確認すると「秋山さんはとてもクレバーなドライバーで、状況判断が旨いから、どんなコースでも上位にいてくれます。彼の協力は本当に心強いので、ぜひチャンピオンを目指したいですね。」と、秋山はしっかり見返りを要求してくるので、大人の交渉ができ、安心している。今回は女の子の好みがなかなかハイレベルだったのでモデルの友達に何人か紹介してもらったので大丈夫だと語ってくれた。この事に関して事情を良く知っているAさん(本人の希望によりAさんとさせていただきます)によると、二人の関係はとても旨くいっている。今回のことに関しても二人の間では全く問題がない。まあ、敢えて心配な点をさがすと、件の女性の年齢が16才以下なので、ばれると警察に捕まる事ぐらいかな〜と、チャンピオンに向けて磐石の状態だと教えてくれた。

激しいチャンピオン争いとは別に、歴史的な1ポイントをあげたのがチームレイトンだ。早くからこのチームはステッカーを揃えるなど、“楽しむレース”においては、何時も最先端を行き、遊び方の上手なチームとして知られていたが、そんぶんレースにおいては後塵を拝することが多くポイント獲得はチームの悲願でもあった。今回チーム初となる1ポイントをあげた伊藤にその事を聞いてみた。「予選ではQ3まで残れたのでポイントを獲るのは時間の問題だと思ってました。でも、実際にとれると確信したのはグリッドに並べたときでした。石井さんがスリックタイヤで出て来たので、後はスピンをしないよに注意ぶかく走ることだけを考えてました。」

と語り、ツアーには必ずバカがいるので、別に努力をしないでも結果は着いて来ます。だから前日に皆で飲みにいくとか、温泉にいくとかして、できるだけエンジョイしないと損ですよね。と教えてくれた。

しかし、これらがなんの努力も無しに成し遂げられたことではない。前日に走行出来ない筑波なので、伊藤はきちんと前日から六本木入りし、鼠先輩の「六本木〜GIROPPON〜」をしっかり唱い込むなどの努力は怠らず。周りが「そんなに頑張らなくっても……」というのも聞かず、未明には銀座に繰り出し、クラブ活動にしっかりやってくるといった堅実な修練の賜物なのだ。伊藤ほどの練習の鬼はいない。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。 「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク! ADVAN PANTHER TOUR Vol.36 第6巻5号(通巻36号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/色々 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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