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平凡パンサー 4-6 GOTENBA 2006.10.15
10 11 12
2.GG500 戦評〈1〉
PANTHER TOUR GG500 別に普通のレースだったよ。無傷でゴールした人もいたから。
気持ちの良い秋晴れの中のスタート
今回は友人の結婚式で参加出来なかったので、事務局長のイクちゃんに500のレースについて聞いてみた。
「イクちゃん、500レースはどうだった?」「いや別に普通だったよ。スタートでちょっと冨田さんがフライング気味だったんで、公正をきしてスタートやり直しにしたくらいかな?」
「スタ−トの時、タイヤ動いちゃったの?」
「いや、スターティンググリッドに車並べてる時にサッサと20周して、ポディウムでシャンパンファイトしてたんで、みんなからクレームが来てさ、手塚さんが言うには『5周なら追いつけるけど、5周とバックストレート前半まで行かれるといくら僕が天才でも不可能だ!』って言うんだ。」
「冨田さんも凄いフライングやったんだね。でも手塚さんに限らず5周じゃ絶対無理だけどね。」
「いや、手塚さんのクレームが一番控えめだったんだ。」「……。」500クラスの中には数の数え方を忘れてしまった人がたくさんいる事をすっかり忘れていた。
「で、レースは?」
「スタート直後はポールの山本さんがトップを死守したんだけど、バックストレートエンドにさフレンズ専用のバイパスが作ってあって…」
「バイパス?」
「遠藤さんがさ、マメだからさ〜。」
イクちゃんが言うには、そのバイパスはインフィールドを通ることなくホームストレートに帰ってくる事ができる道で、一回150円でフレンズの選手のみ通る事ができるらいしいのだ。
「そんなのアリなの?」
「だってETCついてないからいいんじゃない?」
このバイパス、小銭を持っていないと遠藤さんの動きが緩慢なのでお釣を貰うのに時間がかかり、結構タイムを縮めるのは難しいらしい。
「それから、レ−ス1周目で、北原さんと石川さんのレースが終わって残り21台のサバイバルサースになったんだ。」
「えっ?二人とも完走してるけど?」
「北原さんも石川さんも1周目で8台しかパスできなくて、目標の二桁にいかなかったんだ。」
「どういうこと?」
「だって二人とも1周しか集中力が持たないからそこに命を賭けてて、残りは順位を落とす辛く苦しい時間で、『2周目以降は慣性走行!!』とウソぶくロケット打ち上げ走法の家元だから。」
そうなのである。北原さんと言えば昨年のMVP、順位を上げる天才は1周しか持たない。また石川さんも次世代のMVPを担う若手で不参加のマイナスポイントを考えなければ、今年はタイトルを獲得していたという1周目のスペシャリストなのである。二人とも2周目以降はたんなるオヤジってことらしい。
「じゃあMVPのタイトルは誰が獲ったの?」
「杉山カートの見た目頭脳派の渋谷さん。」
「見た目って?」
「うん、周りが周りだからね。アドバンテージが有り過ぎるからさ。」
「じゃあ、佐藤修一君でも頭脳派になる?」
「周りの人間は何処いっても周りの人間。修ちゃんの場合名実ともだし…。」
イクちゃんの話ではベアの一部も結構ひどいので、事務局長として尊敬され過ぎてて困っていると言っていた。周りの人間は何処にいってもっていう論理はどうしたんだろう?
「まあ、今回の渋谷さんは実際頭脳的な作戦をとってきて皆を驚かせたけど。」
「へえ〜、どんな作戦?」
「レースの途中で派手なガッツポーズをして、皆が『あれ?レース終わったの?』と思ってるスキをついて…」
「すっげ〜それで順位をあげたんだ。」
「バラスン崩して抜かれて。『頭使うより走った方が速いじゃん。』って皆に言われてた。」
「……。」
その他、渋谷さんの頭脳的な走法に「ストレートで横をむいて乗っていると後続が『あれ?なにかあるのかな?』ってヨソ見してスピンする。」と言うのがあるのだそうだ。頭脳派とは、ボクシングの輪島功一と同じレベルでいいらしい。
「ホントは鴨居さんがやる気を出してたら面白かったんだけど。」
「ママが応援に来ててあがってダメだった?」
「来て無かったけど、御殿場のアウトレットからレース前に至急来い!って連絡が入ったんだ。」
「レースに集中できないよね、それじゃ。」
「パンダ柄のセーターの試着に来いっていわれて、早く行きたくて集中できなかったみたい。」
鴨居さんはああ見えてキャラクターモノが大好きで、レーシングスーツの裏地はキティちゃんだと、まことしやかに囁かれている。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.24 第4巻6号(通巻24号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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