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平凡パンサー 4-4 MOTEGI 2006.7.2
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10.PANTHER NEWS
PANTHER NEWS
ボーナスポイントあれこれ。
パンサーツアーを面白くしているひとつがボーナスポイントの存在。このおかげで勝つチャンスが多くの人にひろがり、また勝った人もウエイト等でパフォーマンスを損なわれることなく常に全力で走ることができる。まあイクちゃんが考えた割には大ヒットの制度です。

ボーナスポイントの基本、それは1位に10秒、2・3位に5秒が次戦に加算され(青天井)、ピットイン時にそのタイムだけ止まっていなければなりません。そして6位以下になった時やレースに参加しなかった時にボーナスポイントは5秒ずつ減ってゆきます。
それだけでは面白く無いと、特別ボーナスってのもあります。 エッ?なんのこと?と思うかもしれませんが、実に巧妙にしくまれているので、不自然な感じがしない、このへんが事務局のズルイ所。
シーズンが始まる前に全員リセットして0秒からのスタート。でも、“査 定”とかいって、前年度に優勝した人に5秒、個人ランキング5位までの人に5秒、35才未満の参加者(500クラスは50才未満)に5秒、他のレースのランカーがツアーに参加する時に5秒、そして初参加の人に5秒が加算されます。合計が10秒を越えた場合は10秒を最大としてそれ以上はカット。ですからシーズン初戦にも関わらずボーナスポイ ントで見事に不公平な状態でシーズンが始まります。
で、ここからがイクちゃんの面白いところ。第4戦もてぎでボーナスポイントを確認していたら「石河さんは、初参加だから5秒。」「え〜、 イクちゃん、石河さんは昨年のもてぎにも参加してるから、初参加じゃないよ。」「初参加みたいなものだから...。」「???」こちらも石河さんのもてぎでのパフォーマンスは知っているので、5秒くらいはあってもいいと思ったので「まあい〜か。」という感じ。
そしてこのあいだ筑波のボーナスを確認していたら...「松井さんと野崎さんは初参加だから5秒ずつ。」「松井さんも野崎さんもず〜っと参加してたよ?」「今年は初参加だから...。」「???」

イクちゃんとの付合いも長い、イクちゃんも5秒は必要だが何故つけるのか判って無いらしいことが判る、じゃあ問いつめてみるか......。「初戦でた人が第2戦休んでもボーナスはつけないけど、初戦休んで 第2戦出たひとは5秒つける?」「そうか...へんだ...」ほら判って無い。「シーズン終盤ポイント争いをしてる時に、休んでた人が勝ったら盛り下がるから初参加は5秒でいいと思うけど...」そうかコイツはタイトル争いの盛り上がりを気にしてるのか。「じゃあ3戦以上休んだ人は初参加扱いで5秒というのでどうかな〜?」イクちゃんはルールを決めるのが下手だ。「それでいいんじゃない。」そんなんじゃ細かい人は全然納得しないよ〜とか思いながら賛成、ミーティング終了。相変わらずの盛り上がり重視の事務局会議。実はこれが秘けつなのかも。
ライズから参加する森君のボーナスも「初参加だから5秒だけか、 速そうだからヤバいな〜。」と年齢も新東京での戦績も確認せず“5 秒”くらいだと感じて決定。あとで「森君って○○だったの〜、え〜!!」 なんてサプライズが起こったりするのもまた楽しかったりする。
ぎゃくにショップからの情報で、本当に始めたばっかりの人だと、ボ ーナスをつけることさえ忘れている。それで酷い目にあったのが風戸さん。ベアさんの情報では始めたばっかり。そのまま参加してもらったら、すごく速い。そして決勝スタート。イクちゃんが「やっぱり風戸さんは5秒つけよう。」ってオイオイ、レース始まってるって。で、結局ピットインしてきた時に「やっぱり5秒。」って宣告して止まってもらった。本人は「ビックリしました。」って言ってたけど、止めた私でさえ風戸さんが5秒止まってくれてビックリ、きっとストップアンドゴーでピューって出ていくって思ってましたから。
盛り上げるための勘所の凄さはエライと思う。でもさレースなんだ からさ、このボーナスのおかげで筑波はイクちゃんが優勝候補、コンストラクターのチャンスだし、ガンバッテくれよ〜たのむから。。
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マルちゃんのコラム
藤堂さんに借りて乗ったトニーカートは本当に乗りやすくてクイックで、「いいカートだな~」と物凄く好印象だった。やっぱりメジャーカートは違うな~、と 一年後にまた乗せてもらったら、全く 物になっていた。前はビッシっとはいるような気がするのだが、全く覇気のないカートになっていた。ヘタるってこういうことかと初めて判りました。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.22 第4巻5号(通巻22号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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