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平凡パンサー 4-4 MOTEGI 2006.7.2
10
2.GG500 戦評〈1〉
PANTHER TOUR GG500 ちょっとしたブームになっているのが「蟻馬が通った道」。嘘でもいいから一番になってみたいものである。
本当はレース前はどきどきするもの、でも意外に今日の飲み会のことを考えてたりする。 もてぎでは表彰台に登るとレースクイーンと一緒に優勝パレードができるのです。
前回の350の蟻馬の優勝(仮)を見て「ああいう発想でいけば俺の優勝も夢では無い!」と密かな秘策を持っていたのが牧田だ。牧田によると「蟻馬さんの作戦では、コースオフィシャルが見ているのでバレやすく、優勝時間も1時間くらいでしたが、私の考える“ピットに入らなければ絶対優勝作戦”では『あれ??』と思う人が居たとしてもレースは一見何ごとも無いかのように見えます。リザルトを詳細に調べなければ発覚しないので、2時間くらいは優勝できるはずです。」と最低でも表彰台でのインタビューは受けられると教えてくれた。しかし今回その作戦をとらなかったことに関して牧田は「掲示板のトップに自分の番号が出た時、よ〜し優勝だ!と思わず優勝を狙ってしまいました。」と、ついマジに走ってしまったと答えてくれた。まさかピットに入ったら負けるとは思わなかったそうだ。

500クラスの王者山本が今回初めてポイントが獲れなかった。これで500クラス開設以来唯一山本のみが続けていた連続ポイント獲得記録が9で途切れてしまった。そのことについて山本は「いや〜記録より優勝とコンストラクタータイトルが欲しいので、ボーナスを減らす為昨年からタイヤを変えていないんです。」とボロボロになったタイヤを見せたくれた。その記録を犠牲にしてまでチームを優先させる山本の態度にチームメイトの阿部は「なんだ〜、山本さん貧乏なら貧乏と言ってくれればいいのに〜。しょうがないからこれあげる。」とバナナを半分折ってくれた。もちろんフレンズさんのバナナをである。

和田が参戦以来初のポイントを獲得した、それも2位表彰台という素晴しいリザルトだった。チームでもその快挙を喜び「いやビックリしました。あんなにミスもしないで必死で走る和田さんを見たのは初めてです。普段から頑張れるのならやればいいのに、何が彼をそうさせたのか不思議です。」と和田は不思議な頑張りに驚いていた。そのことについて和田は「レースに対して今回無心になれました。気がついたら表彰台でした。」と本当は速いのだとアピールしていた。関根によると和田はレース前「いいな〜レースクィーンのねーちゃん、一緒に優勝パレードしたいなー。」と夢見心地で話していたそうだ。本当にレースのついては無心(無関心)だったようだ。

優勝は山下がポールツーウインの完全優勝で強さを魅せた。ここ数戦、優勝しそうな雰囲気の中の2勝目に、今後実力者として周りから警戒されそうな勢いだ。そのことについて山下は「いや〜優勝はまぐれですよ、ホント総てが巧く行き過ぎました。私なんてまだまだですから、次戦は速い人についていけるよう頑張りたいと思っています。」と心にも無い嘘で今後の戦いを有利にすすめようとする巧妙さを見せていたが、一緒に来て居た息子には“嘘をついてはいけない”と強く教育しているらしい。阿部を見た息子が「サ〜ル!サ〜ル!」と言っていたから間違いは無い筈だ。

関根がとうとうトップに躍り出た。初戦で優勝して今年の年間チャンピオンの筆頭だった関根だが、こっそり目標を金額的においしいMVPに切り替えていたらしい。関根はこの時点でトップにたったことに対して「いや〜これでMVP獲れなかったら、ウルトラクイズで現地に行っているにも関わらずタラップを降りた瞬間赤ランプが点灯するようなもんでしょ!」と獲得への自信を伺わせたが、若者に分からない比喩だった為“オッサン”であることをアピールしただけの結果に終わってしまった。

田中が中盤まで良いレース展開を見せていたのだが、ピットに入ったまま中々出てこなかった。そのことについて田中は「レースは最後まで何が起こるか分からないから、最後までプッシュし続ける事が重要なんです。」と言っていた、モテギエンジェルの携帯の番号を聞いていたらしい。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.22 第4巻5号(通巻22号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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