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4.GG500 戦評〈3〉
優勝した今村さんと、元気だった頃の松井さん
ハーツ16の後藤と山下は対照的なレースとなった。後藤はスタートダッシュで5台を抜き序盤から良い展開となったのに対し山下は4周目に早々とリタイアとなってしまった。山下は「私のシャーシはイタルコルゼでとてもグリップの良いカートです、雨の日には抜群のポテンシャルを発揮します。雨の日にはとっても強いです......。」とツアーの参加者の鏡ともいえる事前の言訳を用意し、流石に第4戦の優勝者だけはあると皆に思わせた。一番ホットしたのは事務局で、本人の申し出があったにも関わらず、ポイントの計算を間違えてボーナスを0としてしまった。そのことを事務局長の幾橋は「私がルールです。」と事務局は常に正しいと主張していた。後藤は後半北原・阿部との三つどもえのバトルとなり、前に出たり後ろに下がったりと熱いレースシーンを魅せてくれた。チェッカーを受けた時は3人の真ん中であった。後藤は「レースに負けて体重で勝ちました。」と誇らしげに語っていた。

リザルトはとっても良いのだが実に印象が薄いのが高橋だ。5位スタートで4位入賞と立派な成績を残したのだが、レースで目立ったのが今村に抜かれたシーンと山本に抜かれたシーンである。そしてピットワークで山形にも抜かれている。その事に対して高橋は「最近、芸能人からの相談がとても多くなって来ました。」と、それなりに遊んでも周囲からは目立たないという大人の走法が業界に受けているそうだ。ちなみに和泉元彌が駐車違反で相談に来たのだが嫌いなので相談には乗らず、それが逮捕につながったらしい。ツアー内でもこの走法は密かにブームになっている。

鈴木はピットアウト後の山本がすぐ後ろに出て来た為、非常にシビアなレースをすることになった。500クラスの化物山本は鈴木よりラップタイムで0.5秒以上速い、その為ブレーキを我慢し、非常にレベルの高いテクニックで山本を8周に渡ってブロック、この事が無ければ山本はまた優勝していたのでは無いかといわれるくらいの殊勲だった。そこことについて鈴木は紳士らしく「今村さんと山形さん、御歳暮をお待ちしておりますので、どうぞヨロシク。」と控えめに語った。

渋谷は序盤に入ったピットストップが裏目にでてトップ集団の中に出てしまい、常に譲るような形になりタイムをあげる事ができない苦しいレースになってしまった。頭脳派の渋谷にしては珍しい作戦ミスではないかと尋ねたところ。「今回はどうしても速さが足りないので、あえてトップクラスの走りを見る事でテクニックとラインの研究ができます。来年に向けて月に0.1秒づつ詰めて行けば来年優勝の可能性がでてきます。」と語った。ろくでもない事を考えるヤツとして恐れられるかと思ったが、ツアーでは「来年まで覚えておけるのか、スッゲー!」と別の意味で驚かれている。

村岡は今回もサイキョークラブの第3ドライバーとして参加した。もちろん個人のポイントは加算されるが、コンストラクターのポイントとしてはカウントされない。しかし案の定エースの山北よりも前でフィニッシュ、またもポイントを無駄にしてしまった。村岡が参加した時に山北に代わってエースとして登録しておけばチームはフレンズバーのポイントを逆転し、コンストラクター3位になっていたのだから本当にもったいない話である。その事を高橋に尋ねてみると「だって山北おじさんが前日に練習して疲れちゃったら、長南が代わりにでるからその方が良いかと思ってたんだけど、なかなか山北おじさんがしぶとくってさ......。」とキンチョールを片手に「来年やる時はやります。」と決意を語ってくれた。

優勝争いは最後の最後までわからなかった。山形と今村がデットヒートを繰り広げたのだ。12周目、山形の得意の大技“ついウッカリ”が炸裂、今村にインをさされて順位が入れ替わるなど、流石に500クラスといえる大人の優勝争いが随所で展開された。今村の嘘に始まるプロパガンダの数々に始まり、詐欺や姉歯事務所に構造計算を出した特別なファーストの山形への販売などダマしによる攻撃を主に行ったのに対し、積極的に動いたのが山形で、今村の娘を誘拐脅迫したのをはじめ、隣の家から迷惑な騒音の垂れ流し、朝青龍の7場所連続優勝によって相撲をつまらなくする等、思いきった作戦が目立った。結局手数に勝る今村が最後まで山形の攻撃をしのぎきり、ツアー初優勝を飾った。富田の息子さんがこのことについて「そうだよな〜子供を連れて来た父親って普通優勝するもんだよな〜。」と語っていたのが印象的だった。

最終的に、500クラスの初代コンストラクターチャンピオンがチームジョーナン、個人タイトルは山本が獲得した。余談だが、現在田中が事務局に結果の改ざんを強要、初代チャンピオンを未だに狙っている。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.18 第3巻6号(通巻18号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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