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4.OG350 戦評〈3〉
この後姿が見えたら要注意。今まで数々のチャンピオンが苦しんで来た田中さんの背中。
500クラスでこの年齢になってグレた男が居る、山形だ。原因はもちろん前回の優勝取り消し2位へ降格処分である。日ごとに荒む生活、あたりかまわず当たり散らすのだった。割り箸を割り、火のついたタバコを灰皿に押し付け、ナイフを振り回し、未だ息の有る魚をまな板の上で三枚におろすといった荒れた生活を送っていた。それを見かねた杉山が「なあ、山形さんよ、いつまでもそんな生活していていいのか?またレースに出てこいや。」と声をかけた。山形の目から涙がでてきた。「こんなオレのことを、未だ気にかけてくれる人がいる。」嬉しかった、そしてここ茂原に帰って来た。だがレースは甘く無かった。TTは最下位だった。しかし身体の中からまた熱い血が蘇って来るようだった。口からほとばしるエロ話し、手が自然に動くセクハラタッチ。熱いレースが山形のピンクの血を蘇らせた。「みんな〜、俺もう大丈夫だよ!!エロいよ!!」「うわ〜っ!!山形さん蘇っちゃったのかよ〜。」杉山カートの皆も泣いていた。

ベアのテントで阿部がバナナを食べているようだった。「阿部ちゃん、どう今日の調子?」「ウッキ〜ッ、キ〜ッ!」「............。」阿部だったのか、茂原の野生の猿だったのか、しかしたしかに、ベアのテントでバナナを食べている小動物がいたのは確かだった。

午前中からの雨は戦略面でも難しさを見せた。後藤は愛車のトニーカートに絶大な信頼を置いている。もちろん雨の中での性能に関してもアドバンテージがあると確信している。チャンスであると考えた後藤はここで一大構想をぶち上げた。クーペタイプのレーシングカート“トニーカートケイマン”である。オープンタイプよりも剛性を150%あげたシャーシーは他の追随を見ない優れたハンドリング性能を発揮。オールレザーのシートにワイパーが標準装備、助手席にオネーチャンを乗せたままレースが楽しめるという、パンサークラス憧れの一台なのだ。そして最大の特徴がコースへ持ち込むとオフィシャルに怒られるということだ。「この歳になって、怒られるのも嫌だな〜。」後藤は意外に打たれ弱かった。

コツコツと詳細なデータを集めて、地道に努力する村岡はここ茂原西も事前に多くのデータを集めて来た。しかし朝からの雨である、頭に来てコースをドライヤーで乾かしたが無駄だった。しょうがないので他のドライバーの動きや350クラスのドライビングを見て、これで大丈夫というだけの情報量を午前中に集めた。「TTでは出遅れましたが、午後はこれで大丈夫です。」とF1日本グランプリを観ながら語っていたが、その頃から急激に路面が乾き、決勝はドライとなった。もちろん頭に来た村岡は自動販売機の缶のお茶をコースにぶちまけたが、やっぱり無駄に終ってしまい、2リットルサイズにすれば良かったと後悔していた。「やっぱりレースは金をかけないと勝てないって本当ですね。」と、少し淋しげに語っていた。

さすが頭脳派の渋谷は雨を想定していたそうだ。作戦面で渋谷にアドバイスを求めたところ「我が杉山カートで、雨のセッティングを代表に聞くと“そんな汚ね〜カート触れるかよ!”と心温まるアドバイスが受けられるという強みがあります。またメンテに関しても“ちゃんと掃除してから持って来いよな。”と親身になってくれます。そして私自身が、小学生の時のプールの授業で顔を付けられなくなるトラウマがある等、水を得意としていますから。絶対このレースは杉山カートのものです。」と、想定しただけで負が判明し“強がり”だけは負けないという作戦で頑張ると語っていた。

参加者の集合写真。町中で会ったら避けて通るのが正しい接し方です。
田中が速くなった。とっても生意気になった。すごく迷惑である。「リタイヤしてくれて本当に良かった。」がベアで一番湧いた話題だ。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.17 第3巻5号(通巻17号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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