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4.Report〈4〉
気持ちよく、ブツケられないよう丁寧に丁寧に最初の10周をこなそうと思ったのですが、スタートのグリッドが前の方だったことが災いして(?)後ろから来る速いクルマにビュンビュン追い抜かされて、どんどんブルーな気持ちになります。コーナーの立ち上がりでは80kgの体重が実際よりもさらに重く感じられるし、コーナー手前ではガンガン後続車に差されるしで、ボロボロに踏みにじられた気持ちのまま、予定通りのピットイン。最初のガソリン補給へと向かいます。いつも通りの決められた場所で給油なのですが、一人が消火器のピンを抜いていつでも消火できるようにスタンバイしておく必要があり、もう一人のメンバーが給油にあたります。
小さなタンクに詰め替えて給油所へ だんだんスピードが上がってきました ストレートでは160kmくらい出ます
給油を終えて二番手のヒヤマッチにバトンタッチ。彼はブレイン社のWEB制作を引っ張る天才クリエーター(29歳独身)です。「無事故無違反無スピンだぞ〜!」と、チーム全員が一回は乗れるように再三脅かしてから送り出しました。彼は普段とても慎重ですが、ひとたびゾーンに入ると驚異の集中力を発揮してナンピトも入り込めない強固なマイワールドに没頭できる能力の持ち主です。まさか、その集中力があんな事件を呼び起こすことになろうとは・・・・このときは誰にも想像できませんでした。ま、それは追々語りましょう。
最終コーナーからの立ち上がり 五分間のピットストップは義務です 慌てなくても良いので気が楽です
今年はピットのたびに5分間(昨年は3分間)は再スタートできないルールなので、慌ててピットを走る人はあまり見かけませんでした。それは良いことですよね。むしろ、一回出たらどれだけ粘れるかが周回数アップの秘訣のようでした。速いチームはガス欠ギリギリまで給油を抑えて周回数を稼ぐ作戦を立てていたようですが、我々はあくまでも自主的な判断で「もーダメ、いっぱい。アカンわ〜」となったらピットインするので、とてもお気楽です。(笑)実際、10周も走ると腕はパンパンになって大変です。暑くて朦朧とするし、とにかく無理のないように、それぞれのマイペースを守って無事故無違反無回転のタスキリレーの精神を大切にレースに臨みました。ま、こういう耐久があってもいいですよね。負け惜しみではなく本当にね。いや本当に。(ちょっと負け惜しみなのか?)

でも、いったい我々は何周くらい走れるのでしょう?1周が4.8kmですから100周すると480km。ってことは距離にしたら東京から大阪くらいまで楽勝で行けちゃうってこと?!スッゴイですね〜。あんな小さなマシンで大阪までいけちゃうんだー、と妙に感心します。

ヒヤマッチはコンスタントに3分15秒くらいでマシンのように周回を重ね、2番手のお勤めを無事果たしてピットイン。3番手のフナちゃんに交代とあいなりました。フナちゃんは、今回最愛の新妻ミキちゃんが一緒なもので無理な走りができない!いや、愛ですよ、愛。ちょうど土曜日が入籍1周年の記念日だったので我々とは別行動で二人っきりで夕食を食べに行きました。いいな〜。「仲良きことは美しきことby実篤」ってヤツですね。それでも2分後半のタイムをコンスタントに出して安定感のある走行ぶりで周回数獲得に大いに貢献してくれました。前を走っていた2台のカートが絡んでコース上にギュギュッと止まり、間一髪でそれを逃れたのは唯一ヤバかったことだったようです。あとでコース回収要員としてコース内にも行ってもらったら、ドナドナ♪の回収車に乗って普段見られないところが見られたと喜んでいました。
疾走する船ちゃん Love-Italyテントは心の停車場 宮下Pコーチがお休みになってました
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Reported by toshi
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