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平凡パンサー 9-1 CHIBA 2010.3.22
6.GG500+OG350 戦評〈5〉
PANTHER TOUR GG500+OG350 アーベマ猿といえば、佐渡のトキよりも少なく、現在世田谷区で1頭しか確認されていない
ツアーで一番『練習するより飯を抜け!』と言われている関根さん
オバマアメリカ大統領が人類の夢をのせて発表したのが火星へ人類を送ると言う計画だ。実現不可能のような話だが実は、ほぼ完璧に計画ができており、後は実行に移すだけという段階にある。この計画は、まず類人猿による先攻実験が必要で、当初チンパンジーで行うことで計画はすすんでいたのだが、普天間問題がこじれる中、当の民主党がアメリカの機嫌をとろうと「日本には、チンパンジーよりも頭の良い日本猿の亜種でアーベマ猿(日本名=阿部勝)という種類がおります。人間の言葉も理解しますし。中古車の修理もできるお猿さんです。この猿を使うことで火星はおろか冥王星までの宇宙旅行が可能になります。」と話してしまったのだ。

アーベマ猿といえば、佐渡のトキよりも少なく、現在世田谷区で1頭しか確認されていない貴重種である。性格はとても良く頭脳は人間に匹敵するくらいの知能指数がある。しかし見た目がもうひとつなのと、田中・蟻馬の友達という交友関係から特別天然記念物の指定からはずされ続けているのである。

そんな貴重な猿がアメリカの火星探検の為に絶滅の危機にさらしても良いのかというデモが日本国内で全く起こらなかったばかりか、アメリカにあげても良いんじゃない?という世論まででてきた。本来ならアメリカに高く売るか大きな貸しを作りたい日本政府なのだが、この騒動でアーベマ猿は貴重なクセに価値がまったく無いことに気付いてしまったのだ。アメリカに偉そうに話してしまった割に、実はクズのような猿だったアーベマ猿は、引くに引けない日本政府は、アーベをメイクアップし、『どんだけ〜』を教え込み、ニューハーフ路線で売り出そうと躍起になっている。次回パンサーツアー、御殿場戦ではオカマキャラの阿部勝を見ることができるらしい。

どうした冨田!500どころか350まで含めたツアー全体でのタイトルを獲れそうなポテンシャルを秘めている前年度のチャンピオン冨田がまさかのスタート失敗で後塵にまみれてしまった。冨田にとって不幸だったのが、タイトラで3位と2列目だったため、エンジンストールの合図を送り、イエローフラッグが用意されてオフィシャルによるスタートやり直しになりかけた瞬間、レッドシグナルオフになり、フロントローの二人が気付かずスタートを切ってしまい、4位以下の後続もそれにつられてスタートしてしまったためレースが成立してしまったことだ。

そのことについて自民党の谷垣総裁は、「なんで俺より才能と人気があるやつが一杯いるんだよ!自民党で俺を支えてくれるヤツには興味があるが、自民党員以外で才能のあるヤツなんかはみんな失敗してしまえばいいのさ!」と、新聞記者を前にしてチャンピオン候補の不幸に遺憾の意をあらわした。冨田も野党とはいえ日本を代表する代議士からのエールに「あんた、ズラじゃないの?」と、感謝の気持ちを述べ、タイトルに向けて努力することを誓っていた。

最下位ははっきりとズラでは無いと言い切れる男田中だった。田中は今年度の初戦に向けてある秘策を試していた。というのは今年からツアーのタイヤがADVAMSL07に変更になるというので、事前に手を打ち、万全の体制でベアレーシングの開幕に間に合わせたのである。その対応とは、さすが業界の老舗をひきいる人物である、ADVANに直接電話をかけ、他のショップに先駆けて優位に立つ戦略だった。「上西君さ〜。今年から07を使うことになったから、02はレギュレーション違反になるんだよね。」「あ〜、有り難うございます。新製品に切り替えて頂くということで、必要な情報があったらどんどん流してゆきますので、疑問とかありましたら言って下さい。」「俺はいつも中古のSL07で出てたんだけど、新製品だから中古のタイヤがないんだよ、俺はどうすればいい?」「サンプルで1セット、新品をお出ししましょうか?」「ありがとう、そうしてくれると助かるよ。」そうして田中は、ADVANさんの好意を業界の為になるようにと、事前にタイヤテストすることもなく、ツアーの自分のレースタイヤとして使用した。そのことを田中は「ニュータイヤって良いね〜」と笑っていた。
1.表紙
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.44 第8巻1号(通巻44号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/色々 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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