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平凡パンサー 5-2 KHODA 2007.5.20
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4.GG500 戦評〈3〉
PANTHER TOUR GG500 山下と後藤が分かれた……これってバツイチってこと?
「ちょっと息子のカートを取り上げて参戦してみました。」と言っていた冨田。
後藤は、昨年チームメイトだった山下が350に格下げになってしまった。それで今年はこれまでの所相棒が居ない状態で参戦している。実は昨年末山下に呼び出されて「後藤さん、私は大きな陰謀に巻き込まれて500を追放されることになってしまいました。今年は350で成果を上げて叉500に戻って来れる様頑張るつもりです。そこで私と一緒に350に来てくれませんか?」衝撃的な山下からの誘いだった。2007年に1000クラスができるという噂があるがツアーでは500が最高峰のクラス、プライドを捨て友情を取るべきか、それとも落ち目の友人を切り捨てトップカテゴリーで頑張るか、後藤は大きな選択を迫られる事になった。「山下さん、ちょっと僕の事オダギリジョーさんと呼んでくれませんか?」「へっ?」「いや〜人生の岐路で悩む時はやっぱりオダギリジョーでないと変でしょ。」「いや、別に後藤さんのままでもいいんじゃないですか?」「いや〜それに僕ちょっと顔が似てるでしょ。」「え〜!!似てるんですか?」「体型なんてほぼ一緒だし。」「どこのオダギリさんと一緒なんですか?」「TVのライフカードのCMじゃないですか、良く間違われるんですよ。」「ライフカードと?」「オダギリジョーと!」「……」元HEARTは、見解の相違が原因で今年は別々に行動している。

今回高橋が待遇について色々抗議をしてきた。高橋は「チームは重量を軽くする事しかしていない、体重のことを言うよりも、もっとセッティングですることが有るんじゃないか!」と憤慨し、古株の扱いが新人に対して非常に悪いと言っている。当初、ショップに対してのアピールで扱いを良くしようとしたとか、新たな大人の言い訳を考えついたのではとの憶測が飛んでいたが、意見をじっくり聞いてみる事で原因が分かって来た。「事務局はちゃんとお弁当を用意して欲しい、僕は未だ食べていない。」「僕が食べようとすると皆が邪魔をして食べさせてくれない。」「さっき食べたじゃないか、と言うんだったら証拠を出してくれ!」「さっき食べたのはおやつで今度のが昼飯だ!」と高橋のアルツハイマーを疑ったが、テレビでギャル曽根をみていて「あんな細い子があれだけ食べれるんだったら、腹の出ている俺だったら倍は食べられる。」とパンサーツアーでの1勝から目標を大食い選手権にむけ、お弁当で練習しようとしていた事が判明した。高橋は「有名になりたかった。」と語っているが、事務局は余罪も含め高橋に対して連日事情徴集をしている。

ハンカチ王子やハニカミ王子など、様々なスポーツに有望な新人が現れ、一躍そのスポーツの人気が上昇するといった傾向が昨年夏から続いている。事務局長の幾橋は渋谷にカート界もこの時流に乗って人気を回復できないか相談して来た。渋谷はさっそく分析、解答を出した。「“ハ”で始まる“王子”を誕生させることが一番重要なことだと思います。ツアーの資質を考えると『ハゲアタマ王子』『バケモノ王子』『バラック王子』に『ハナツマミ王子』『バッタモン王子』というのが考えられます。J-BLOODさんも新たに参加されているので『バイドク王子』『バイキン王子』なんかも可能性があります。」「渋谷さんならちなみにどれが良いですか?」「ハイソサエティー王子です。」「……」頭の良い人間は、現実を観ていない場合が往々にしてある。

阿部がまだまだ本調子じゃないと言う。本年度は未だノーポイント、チームも7位と大きく出遅れている。しかし阿部が速かったという印象は無い、本調子というのはどう言う状態なのか尋ねてみた、「いや〜速い時もあると思うんだよね。どんだけ速いかって、速い時に聞いてくんなきゃ分からないよ。」と自分も体験した事はないが、速い時はきっとあるということだった。「阿部さんの速い時って信じられないくらい速そうだから是非観てみたいですね。」そう、相手の話を信じていないと、簡単に嘘のお世辞が言えるのが不思議だ。

HG1000のプレマッチともいえる500との混走のレースの最終回に幸田がなりそうだ。次戦の榛名はエントリー数が多そうなので、独自の開催となる。この第2戦に参加したのは中村独りだけでエントリーしていた田中は1000での自分の戦暦に“負け”が記録されるのを嫌って敵前逃亡してしまった。また、ケイスケはオヤジにカートを取られてしまったので今回は観戦だけになってしまった。

中村はレース経験が乏しいだけでタイム的には500に十分ついていける速さを見せている。ライズではあんまり無茶苦茶成長して1000クラスをクビにならないよう配慮しながら、初代のチャンピオン(ルーキ オブ イヤーシーズン)のタイトルを狙って行く構えだ。そこでライズの特別育成プログラムに乗せて徐々にポテンシャルをあげていこうというのだ。最初は醸造酒で身体をならしておいて、最終的に蒸留酒のストレートまで本年度中に身体を作ってしまい、カートのプログラム一切は無いらしい。自然のポンピングブレーキ(震える足)と微妙なステアリングワーク(震える手)が学べるらしい。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.24 第4巻6号(通巻24号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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