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平凡パンサー 4-4 MOTEGI 2006.7.2
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4.GG500 戦評〈3〉
PANTHER TOUR GG500 飛び入り参加があった昔なら必ず優勝していたが……レベルがあがったのだろうか?
スタ−ト前の緊張の一瞬。ツアーではカートを並べる時に自走でカッコつけて出ることがある。
田中(知)が運命の悪戯か、参加する筈だった耐久が不成立になった為500クラスへ急遽変更し参戦することになった。これが不幸な一日の始まりになった。田中(知)が「今日は田中です。」と挨拶すると決まって「えっ、田中って言うの……。」と嫌な顔をされる。そしてツアーの参加者は不馴れなレギュレーションを親切に教えてくれるが、皆言うことが違うのだ。田中(知)は「赤がついて、青が煌めいて、黄色が艶めいて、紫が輝いたらスタートって本当ですか?」「イイエ、遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき、遥か雲海の上を音も無く流れ去る気流は……」「えっ?それでスタート???」「ジェットストリーーーム。」ツアーに来ると、マトモな友だちの大切さが良く判るようになる。

山階鳥類研究所は関根と共にたまに活躍し、殆どが鳴かず飛ばずという特殊な生態をもった和田を発見したと学会に発表した。山階鳥類研究所によると和田は千葉県に生息し地元ではボブと呼ばれ、ビレルを愛用する2足歩行の貴重な生き物で滅多に見ることができないということだ。今回発見に繋がったのはパンサーツアーのもてぎ大会で表彰台に登ったと言うことが確認されている為、今回ここ筑波が遭遇のチャンスであると言う研究所員の予測を元に、7位という地味な位置で発見に繋がった。正式な発見に伴い山階鳥類研究所は学名を発表したが久美にあまりにもウケたため、学会・新聞等での発表は行わず聞きたい人は久美から聞いてくれという特殊な形式をとるということだ。

500クラスの4大名門の中、唯一ベストスリーから離されコンストラクターで8位と窮地に立たされたSKC-K4の山形と鈴木が、ジョーナンやフレンズバー、ホワイトパウダーズと対抗する為に、カツ保有宣言をし、周囲の反対の中地下カツ実験を行ったと発表した。消息筋によると、あるお昼御飯時に鈴木が国産黒毛和牛の肉をつかったカツは味・見た目が最高だけではなくゲンかつぎにも最適な選択であるという見解で山形に同意を求めたが、巨乳派の山形はどうしても譲らずホルスタインでのカツの実現を目指したいと主張、杉山カートの地下台所で最高のカツの実験に踏み切ったらしいと言うことだ。そのことについて監督の杉山は「うちはカート屋なんだからそんなことは他所でやれ!」とAV・エロ本の禁止、わい談の監視強化、アイドル関連商品の凍結など厳しい桃色制裁を実施、マトモな人間への復帰を促している。

楢島が「勝つ為にはプライベーターでは限界があります。なんとかワークスのシートをゲットして来年は飛躍したいと考えているんですが方法はないでしょうか?」と悩んでいた。事務局は「500クラスの4大名門と言われるチームはクラブチームのトップであってワークスではありません。唯一ファーストのワークスが存在します。エンジンもそのチームが供給していますから、完璧なワークスです。」「そんなチームだったら、一番速いシャーシと一番調子の良いエンジンを使うことが可能ですよね。」「もちろん可能ですが、オドロキボーイズですよ。」「……。」楢島がレーサーへの夢を捨てたのがこの時だと言われている。

今年度飛躍的に力を増したのがハーツ16だ。そのエース格とも言える山下は2度の表彰台でそのうち第4戦は優勝という素晴しい成績をおさめている。しかしボーナスをもらったレースでの成績が振るわず、今年はタイトルに残念ながら絡むことができなかった。そのことについて山下は「いや〜、会社員の経験がないのでボーナスもらうとなんか嬉しくって、勝てなくなっちゃいます。」と力不足だったと語った。チームメイトの後藤も「あの髪型では会社員ならすぐクビでしょう。」と、社会からはみだしても生きてゆける山下の才能を高く評価していた。

原口が困っている。フレンズから参加している4人のドライバーの内、秋山と冨田は表彰台の常連だが、手塚だけは友だちだと思っていたのに表彰台それも中央の優勝の位置を占めてしまった。そのことについて原口は「それは羨ましいですが、仲間が優勝したのは本当に嬉しいし、また私の今後の励みにもなります。」とわら人形と五寸釘の練習にはもってこいの仲間がいて嬉しいと語った。

阿部が2戦連続の5位でコンストラクターチャンピオンに向け大きくチームに貢献した。しかしドライビングにはいっさか不満があるようでしきりに「シートが滑って巧く乗れない。リアも滑るし、この問題を解決しないと、来年苦しくなる。」と語ってくれた。急遽ベアのメカニックが調査したところ、阿部の保存状態が極めて悪くきのこが大量発生しており、それがドライビングに影響したらしい、ベアの公式コメントでは「阿部選手のシートやシャーシからおびただしいキノコの発生がみられました。このことが阿部さんのドライビングフォームを崩しタイムに影響したと考えられます。」と、すべては“百日紅(さるすべり)”が原因だと発表した。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.23 第4巻5号(通巻23号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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