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平凡パンサー 4-3 HARUNA 2006.5.24
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6.OG350 戦評〈2〉
PANTHER TOUR OG350 やっぱり新東京は千葉組が速かった これは神奈川組と東京組の絶対に言う言い訳なのです。
昔は杉山カートのエースだった遠藤。そんな彼はどこへ行ったのだろう。
木賊川がどうしてもポイントを獲ってしまう。シリーズチャンピオンにでもなられたら大変と幾橋・中村・横尾が共謀して木賊川の快進撃をとめる策略を巡らせることになった。木賊川は馬鹿だから(横尾の証言による)騙せばなんとかなる。ということでミッションを開始することになった。幾橋が木賊川を呼び出し「次戦のモテギはクラスが多く、各クラスのチャンピオン候補が交流戦にでなくちゃいけないので、トクちゃん出てくれない?勝つと世界戦に出れるみたいよ。」と聞いて木賊川は舞い上がりMaxのクラスに参戦を承諾、嬉しくなって横尾に報告した。横尾は「嘘、世界戦まであるの?」と羨ましくなり中村に相談。中村は「嘘! それってスゲージャン。」とビックリして「内緒だけど良い話があってさ〜」と幾橋に話を持ちかけた。三人は「木賊川は騙してMaxに行かせた。オレ達は皆に内緒でMaxで美味しいレースをやろう。」とほくそ笑んでいる。

意外に頭の良い人たちが多いのかもしれないのが杉山カートだ。毎年パンサーツアーの一番おいしいタイトル“MVP”を狙う刺客を送り込んでくる。昨年は500クラスで獲得したので、今年は偶然を装おう為に350クラスでこのプロジェクトを敢行するらしい。この使命を受けたのが今や杉山カートのエース的存在の山田だ。持ち前の頭脳を駆使して、TTでの順位を操作、今回も6台をパスして単独トップに躍り出た。このことについて山田は「作戦は完璧です。もうハワイは貰ったようなものです。ただ心配なのはポイント計算で、杉山カートで繰り上がる足し算ができるのが渋谷さんだけなので、彼が来ないとミッションが頓挫してしまうんです。」と教えてくれた。分数の割算は神の領域として封印されているそうだ。

遠藤翼が大人になった。カートに於いて速くなるのは至難の技である。ツアーの参加者のほとんどが速い(セッティングの出ている)カートに乗れば速くなると、努力をしないのがトレンドになっている。そこで遠藤が考えたのが名目上速くなる方法だ。そこで湯山に相談に行き「どうしたらエースになれるんでしょうか?」と尋ねた。「それはお前、南夕子という女の子を捜してウルトラタッチすればなれるよ。(湯山)」「わかりました。頑張ります。(遠藤)」まだまだ遠藤の苦難の道は続きそうだ。

前回藤堂(久)が今回満平が表賞台に乗った事で善子があせっている。善子が語るには「いやさ〜速さとかさ〜、凄さってさ〜なんとなく自信あんだけどさ〜、私って表賞台ってキャラじゃないし〜、やっぱりさ〜真面目そうに走しんなきゃダメかな〜。」と悩んでいた。善子にとって表賞台とはキャラで立つところらしい。

チームメイトの久美は前回の優勝者とは思えないサンザンな成績に終わった。しかしそれも想定の範囲内だったらしい。久美に言わせると「だって、今回頑張ったって10秒でしょ、勝てるわけないじゃないし、家にいたって食事の用意とか掃除とかしなくちゃいけないでしょ。レースって最高。」と語っていた。それで家庭は大丈夫なのか尋ねると「優勝してから言ってね。って言うと大丈夫。」だそうだ。パンサーツアーの優勝にはとてつも無い価値が有る。

ツアーで唯一500クラスをクビになったメンバーで構成されているのが高田と風戸のJ.D.B.だ。その二人ともが350では苦労している、350のレベルがそれほどまでに高く、他を寄せつけない存在だからかと思われていたが、実はそうでは無いらしい。風戸が言うには「やっぱりトップ争いをするという感覚が忘れられませんね。500だったらできるんですけど。」そして高田は「苅米さんや中村さんなんてダメっすよ、絶対に勝てないですから。」と二人して楽園といわれる500クラスへの憧れを語ってくれた。ヘタに500クラスに参加すると、ジャンキーになってしまうらしい。

ベストラップ賞に輝いたのは常連の苅米だった。だいたいこの賞は中村か苅米が持ってゆき、たまに他のメンバーが獲るといったふうに、圧倒的な強さを見せている。そのことについて苅米は「私自身もとれるとは思っていませんでした。必死にプッシュした結果がベストラップ賞に結びついて、頑張ったかいがありました。」と語っているが、千葉信用金庫には2ヶ月1回1万円を入れる財形預金の口座が設けられている。予定ないの入金だったようだ。

幾橋と丸塚が周りが練習するのでおいてきぼり状態になりつつある。元々努力が嫌いな人間であるため、「じゃあ練習すればいいじゃん。」と簡単に答えが出せない状況に有る。幾橋は「速い人間を隔離すればいいのか…。」と最近独り言を言っている。また来年レギュレーションを使って自分達の速さをアピールしたいと考えているようだ。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.21 第4巻3号(通巻21号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/阿部ちゃん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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