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速い、巧い、凄いの三拍子揃った、杉山カート三人衆ってわけないか……。 |
伸びない新人としてとても重宝がられていた石川が、どう言うわけか6位入賞、ポイントをゲットしてしまった。実は昨年、こっそり1ポイントをゲットしているが、わずか4人だけがポイントをとれない時の8位ギリギリセーフという、実に影の薄いポイントだったのだが、今回は速さを感じさせる堂々たるポイントゲットだった。このことについて石川は「いや〜これで僕も350クラスに呼ばれちゃいますかね〜。」と嬉しそうにレース内容を話したそうにしていたが、早い目に芽を摘んでおきたい杉山カートでは「おめでとう、やったな〜これ食えよ。」と太らせてダメ人間に改造しようとしている。
高橋がツアーの参加者で「不可解な行動をする人が居る。」と警戒している。このところテレビ等で騒がれている事件のほとんどが常識では考えられない犯罪ばかりで、高橋は普段の行動を観察することによって、警告が発せられるのではないかと考え、ツアーの参加者の行動を見ていると、多くの人間に共通した不可解な行動が有ると言う。そのことについて高橋は「せっかくツアーで遠征に来ているのに、温泉にも入らないで帰っていくって、精神的に余裕がなく、危ない感じがしない?」と、レースにはもっとゆったりとした感覚が必要だと言い、シートの代わりにバスタブを使用するという、最も不可解な行動をとっている。
ママが居ないと羽が生えてくると言われているのが鴨居だ。今回も山形・山本についで3位のタイムを出し、やはり噂は本当だったと証明した。しかしリザルトは8位と振るわなかったが、これはボーナスを減らす為の高等テクニックなのかとライズ関係者に聞いてみたところ、匿名希望のM田氏が「羽をのばし過ぎたから、結果が出なかったんです。」と教えてくれた。いったい何をしたのだろうか?
チームカラーを今はやりの“ちょい悪オヤジ”系で行こうと目論んでいるのがハーツの後藤と山下だ。しかし美容師の山下にとって少し気になる事があった。ツアー参加者のルックスがあまり良いとは言えない、どちらかと言えば悪そうな風貌ばかりなのである。この状態でハーツが少し悪目にイメージをふったら思いっきり悪人になってしまう。そこで少し可愛らしさを取り入れレースの付いたフリフリでスーツを強化、皆に奉仕する“良い人系”なイメージに修正することにした。それについて後藤は「お帰りなさいませ〜ご主人さま〜。お飲物はなにになさいますか〜?」と、いきなりメイドの格好で現れた。た、た、たのむからやめて欲しい!
関根のチームメイトとして活躍が期待される和田は秘密のコードネームを持っている。その名は「ボブ」。実は千葉県警の中にインターネットの世界で暴れる怪物を退治する為の影の特命機関“科学トーソー隊”がある。ビートル1号・2号と呼んでいるディアブロと512Mは地元で「ちょっと無理があるんじゃない。」と言われている。そのトーソー隊のエースの名が「ボブ」なのだ。そのことについて和田は「ボブ、和田でちゅ。頑張りまちゅ。」とあかちゃん言葉で答えてくれた。「それでボブと言うのか、もうちょっと探しても良かったんじゃないかな。」というのが一般的な反応だ。
鈴木はチームメイトの山形が優勝してコンストラクターでも3位と、一躍注目されるパイロットに躍り出てしまった。そこでプレッシャーは無いか?と聞いたところ「いや〜3位のセカンドドライバーといえばマクラーレンのモントーヤの役割でしょ。レベルの高いドライビングが求められてくるので凄いプレッシャーです。」と語り、もっか練習中の“新人押し出しコーナリング”とか“強引にインに入って自分もスピン”等を練習していると教えてくれた。
北原が最近腕をあげ、情けないパイロットになってしまった。以前の北原は真剣に走ってTT後ろから○番目という遅さを発揮、レースでは後方からの追い上げが凄まじく毎年MVPの常連になっていた。F1でいう下位チームにいる“あいつもしかしたら速いんじゃないか?”状態で注目を集めていたのだが、ことしから車(ステッカー)をルノーに変更、それなりの速さを見せると、とても平凡だった。そのことについて北原は「平凡パンサーです。」とこれもオヤジギャグの一貫ですと主張していた。 |