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平凡パンサー1-4
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6.OG350 戦評〈2〉
言った者勝ち、やった者勝ち。そう、パートナー選びの決定版。横尾方式と呼ばれるその方法とは?
石井の参戦態度を見て、レースをではなくセッティングをしに来ているのじゃないかと誰もが思う。
2006年2月30日新高輪プリンスホテル飛天の間においてツアーを震撼させる記者会見が行われた。それは横尾が新しいチームを立ち上げ、チームメイトに元Pスピードの石井を迎えると発表したのだ。昨年のシリーズ2位と3位がペアを組むということで、最も有力なチャンピオン候補が出現したことになる。RISE&EROSSOは歓迎の意を表しながらも苅米・中村にギャグの50%削減という重いノルマを科し、ZOROでは幾橋・丸塚に卑怯なルール50%増という難題を科した。ビッグチームの誕生ということもあって事務局側も最大限のサポートを約束し、世紀の会見が終了した。一同のざわめきも治まらないうちに事務局の電話が鳴った、横尾からの協力依頼であった。受話器をとる幾橋の手は震えていた。ルールの公正化や、いい加減な運営体質の改善などの要求だと思った。

横尾は言った「イクちゃんさ〜、石井ちゃんの携帯番号しってる?」「え〜チームメイトなのに分かんないの?」「えっ、だって今からお願いするんだから分かるわけ無いでしょ。」「……。」この記者会見は横尾の単なる希望で交渉はこれからだった(実話)。この時点でこのチームの誕生を知っていた人間は数多くいるが、当の石井は知らなかった(実話)。当の石井本人は「いやさ〜、全部決まってから話が来んじゃん。びっくりしたよ。(実話)」と語っている。この横尾の手法に政府も注目しており次期総理大臣発表手段として高く評価し、横尾へ大臣就任要請し自民党内に取り込もうと躍起に成っている。しかし、この問題をベアと事務局は軽く流す訳にはいかない事情がある。実はベア内では、本人の意見を聞く前に勝手にペアを決定しているため、色々な歪みが起き、本当に笑えない状況だったりするからだ。蟻馬が「イクちゃんさ〜、オレは本当は誰と組んでるの?」と未だに聞いて来る(実話)ので、「ライコネン」と答え、その場をしのいでいるのからだ(だいたい実話)。

満平は、チームメイトが木賊川変わったが、 優勝してくれるなど、チームは上々の滑り出しになった。しかし当の本人は決勝直前にイナバウアーを披露するなど健闘したが、首しか曲がっておらず、ギャグにも生彩を欠いていた。そこで、この機会にチ−ム名を“BeautyandtheBeast(美女と野獣)”変更しようと、様々な人に意見を聞いたが、どう言う訳か「木賊川くんが美女というのは変だよ。」とか「木賊川くにBeautyというのは似合わないよ。」と、“私はじゃあ何?”と言う答えばかりが返ってくる。

最下位に終わったが実はつま恋で一番活躍したと評判なのが善子だ。TTで無駄に1 分に限り無く近い59.991秒を出した佐藤が「善子さんがやって来て『ウエットだけどタイヤは全員スリックで行くんだって』って言われました。」と語りタイヤ交換作業中に田中に「バカ!雨なのになんでスリックなんだよ。」と馬鹿にされて騙されたのに気付き(実話)。中村が「ドラミの後で前から『スタートは“青”が点いたら、スタートは“青”が点いたら……』と繰り返しながら善子ちゃんが来るんです。」と語り、赤が消えたらじゃないの?と、シグナルを見ていたら、点かなかったそうだ。その瞬間善子に抜かれ、“あのアマ!”と騙されたのに気付いた(実話)。というくらい、その影響力は特筆すべき事であった。とくに斉藤には帰ってからの事もあるので、遺恨を残さない様スピンの振りをして押し出そうとするなど、ハイレベルのテクニックを行使し、田中に代わって“新近付くと危ないヤツ”のタイトルを手中にした。斉藤も新しい女王の誕生に、「たのむから外で馬鹿をやるのは止めてくれ!。」と大変喜んでいた。最近ツアーでは、新聞よりも現実の方が面白い。

2年連続でMVPを出している杉山カートでは最近上位に誰も食い込めないので悩んでいる。遠藤が堕落したのと山田の強運が薄れて来たのが原因だ。そこで350クラスでMVPを獲っている湯山を講師に再起を図ることにした。湯山の教育方針はこうである。

(1)山田さんは勝負強いので、私には勝負をかけてはいけない
(2)遠藤君は元々速いのだから、人生は長い、まだまだ焦って前を走る必要はない
(3)適切な空気圧を見つけたら、それより0.5落すと、ゆっくり長くレースを楽しめる
(4)表彰台に登るのは大変体力がいるので、出来るなら乗らないにこしたことはない
(5)スピ−ドで恐怖を感じたら、アクセルを戻すと安心できる
(6)左足はクラッチ用の足なので、カートと言えどもブレーキは右足で踏む方が良い


杉山カートで湯山は“神”と呼ばれている。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.19 第4巻1号(通巻19号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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