Club PANTHER official website レーシングカート『クラブ・パンサー』公式ホームページ Club PANTHER official website レーシングカート『クラブ・パンサー』公式ホームページ Club PANTHER official website レーシングカート『クラブ・パンサー』公式ホームページ
TOPページ Topics Club PANTHERについて マシンについて レースについて Q&A お問い合わせ
平凡パンサー4-1
10
5.OG350 戦評〈1〉
中村、綿貫というビックネームが創造した伝統。ここ、つま恋でも伝統を受け継ぐものが誕生した、木賊川だ。そう、初参加で優勝しちゃう礼儀知らずの継承者だ。
事務局長としての責務をこなす幾橋。実は拡声器があったので使ってみたかったという小学生と同じレベルで行動するので有名。
そいつは痩せて役に立たない使えないヤツに見えた。推薦者の横尾も「誰にも相手にされない可哀想なヤツなんで、仲間に入れてやってよ〜。」と言っていた。木賊川(とくさがわ)の風貌は、そうだと思わせるに十分なさけなかった。しかしボケたその顔の下に隠されていた真実、それは怪盗という仮面だった。まず被害にあったのは350クラスだった、ポディウムの一番上を盗まれてしまったのだ、そして1minチャレンジでも、1位の称号と副賞の自転車、そして最後はイベントレースの優勝の座まで盗まれてしまった。木賊川は「いや、何もやってないですよ。」と犯行を否認しているが、不敵にもポディウムの一番上で笑っている写真をライズのカメラの中に残している。このことについて事務局は「対策は講じてます。テントの片付けや余ったお菓子の処理、ゴミの始末など、美味しい餌を巻いてば、レースの方まで手が回らなくなるでしょう。」と語っている。なんても欲しがる木賊川の対策はとっても簡単だった。

苅米は流石に速さを魅せて2位入賞と、その偉大な存在価値を再認識させた。そのことについて6位に終わった監督の中村は、「次はホームコースの新東京ですから、ここはボーナス減らしのポイントゲットがセオリーでしょ。ボーナスを15秒も溜めてどうするつもりなんでしょうね?」と、相変わらず真面目にレースをすれば美味しいことろをさらわれ、不真面目な展開にならなくてはその天才肌を発揮できない苅米のキャラクターは不変だと語った。

幾橋が今年はとても真面目だ。シーズンオフも「今年は練習して、チャンピオンを取り返す。」 と4ヶ月の間に1回だけ練習をするだけではなく、今年も新シャーシを投入し、開幕を迎えた。事務局長としても今年も新たに新東京と筑波というサーキットをツアーに編入させるなどその豪腕ぶりも発揮している。もちろん千葉組にボーナスが残っているうちに新東京で開催し、こっそり隠している最終戦は千葉組が走ったことのないAPGを組み込んでいる。体重別のスプロケや目立つことが大好きな幾橋に有利な一周のみのTTなど、今年もルールがZEROを後押しする仕組みは流石と、大リーグで絶賛されている。チームメイトの丸塚はF1チームのTOYOTAと同様に昨年の最終戦に今年のシャーシーを投入し熟成させる作戦をとり、TOYOTAと同様開幕戦で言い訳をする展開になっている。丸塚は「センスがいいので、流行の最先端に居る自分を感じます。」と“大人は誤らない”態度をとり続けている。

蟻馬は不思議なレーサーだ。全く練習しないのだが、きちんと結果をだしてくる。今回もノーシードの中では最高位の4位と才能をかいま見せている。しかし彼をしてパンサーでの優勝経験が無いのである。蟻馬は「タイでの優勝が最後の優勝です。国際戦なら強いんですが。」とレンタルカート場での優勝経験を誇らしく語り、所詮、国内のレースは遊びのレベルで、国際レーサーとして格が邪魔をして結果が出せないと言っている。

久美はレースをオフィシャルに邪魔をされてしまった。チームメイトの善子が練習走行やTTでスピンを繰り返していた。こいつは危ないと思ったのか、レース直前のドラミで大会役員が、雨のレースの注意点を善子に向かって集中的に注意していたのを見て、笑いが止まらなくなってしまい、レ−ス中にスピンの車を見る度に思い出し笑いをしてしまった為だ。久美はオフィシャルに抗議しているが、オフィシャルは「あのチームメイトなら、笑い慣れていない方がおかしい。」と久美の努力が足りないと抗議をはねつけている。
1.表紙へ→
2.GG500 戦評〈1〉へ→
3.GG500 戦評〈2〉へ→
4.GG500 戦評〈3〉へ→
5.OG350 戦評〈1〉
6.OG350 戦評〈2〉へ→
7.レース結果〈1〉へ→
8.レース結果〈2〉へ→
9.ポイントランキングへ→
10.事務局長イクちゃんのIKUIKU!!&PANTHER NEWS→
※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.19 第4巻1号(通巻19号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/遠藤さん 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
TOPページTopicsClub PANTHERについてマシンについてレースについてQ&Aお問い合わせ