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にこやかに観戦する風戸はこの後解雇通告を聞くことになる(上左から2人目)と、 原口のマシンを前にセッティングを確認するフレンズのチーム(下) |
ベアレーシングはワークスチームのオドロキボーイズの他に、新人育成システムとして500クラスに、POTDEDEAL(ポット・デ・デアール)のワークスチームとしての参戦と、そのドライバーに風戸正則を起用すると発表、業界に激震が走った。存在が迷惑な田中が作ったセカンドチームということもあって、風戸の初戦に注目が集まったが、TTではワークスの今村より3秒しか速く無くまさかの4位、レースでも田中より2秒しか速く無く、2番時計を記録し6位という情けない結果に終わった。田中は「残念ながら風戸はが500クラスのスピードに付いてくるには時期尚早過ぎた、とても1〜2年ではモノにならないと判断し、残念ながら別のレーサーを探すことになった。」と今回の人選は失敗だった、次期ドライバーは日本だけではなく海外にも目を向けて探したいと語った。尚、一時はトップを伺う勢いだった風戸は「いやースピンしてしまいました。実力不足です。」と語り、今後プライベートチームを立ち上げ350クラスに参戦すると見られている。
昨年は2位を3回記録するも実力者ながら未勝利に終わった富田が今年はPCRのニューシャーシに変更し勝負に出た。PCRはパンサーツアーではマイノリティーだが、350クラスの石井がポールを獲得している等、注目の高いシャーシである。そのことについて富田は「ファーストを使用すれば、フレンズの他のドライバーのセッティング情報の共有など色々有利な面もあるのですが、逆に迷う面もあったので、500で唯一のこのシャーシなら、惑わされないでレースに集中できますから。」と語った。要約すると、ファーストでは同じシャーシで負けると子どもに言い訳ができないが、独りのPCRだとシャーシのせいにできる、という事だ。
500クラスの今村は、全日の練習でこのコースがとても疲れるコースだと判断、仙術を使って当日はウエットコンディションにしてしまった。昨年まではコース途中で迷いの森に誘い込み、大蛇でおどしたり、幻術で騙したりしたのだが、純情では無い参加者には全く効かず、人間の心がここまで荒んでしまったのかと悲しい思いをしたため、今年は自分の体に優しい仙術で天候を左右する程度にしている。そのため50才以上の参加者には評判が良く、改心して良い妖怪になった今村を親愛の意味を込めて“ゲゲゲのおじさん”と呼んでいる。
パンサーツアーの名門中の名門、サイキョークラブは伝統を重んじる由緒正しいレーシングチームで、元は全日本でも活躍していたチームである。スコットランド式のプライベータ色の強いこのチームはレースの勝ち負けだけで無く、セクタ−毎の速さであるとか、パッシングの美しさ、セッティングの妙など細部に渡ってレースを評価・楽しむことが名門の所以であるという。高橋は胸をはって「我々は1戦毎の勝利を狙うだけではなく、長く参戦してることによって獲得できる“記録”をも狙っている。」と語ってくれた。現在、一番誇れる記録というのが、参戦チームで一番長い間“優勝”から遠ざかっている“3年1ヶ月”という記録だそうだ。
レースの前に、昨年のMVP北原が表彰され、副賞のハワイ旅行を手にした。事務局では初戦を盛り上げるため授与を開幕まで延ばしたと言い訳している。レースで北原はスタートダッシュで順位を上げたらしいが、今回もつま恋が周回毎のデータを削除してしまったため、新聞にその活躍を掲載できなかった。そこで当人に確認したところ「一周目でトップに立ち、そのままリードラップを重ねていたんですけど、卑怯な周回遅れが、譲ってくれず、接触までされたので、順位を下げてしまいました。その後コースレコードを上回るラップを重ねたのですが、ピットストップのミスで長く止められて不運なレースでした。」と、昨年同様データが無く証明できないのが残念だと、語った。そしてインタビューは一回きりにして欲しいと語った。作り話に色々矛盾がでるらしい。
パンサーツアーの名門中の名門、サイキョークラブは伝統を重んじる由緒正しいレーシングチームで、元は全日本でも活躍していたチームである。スコットランド式のプライベータ色の強いこのチームはレースの勝ち負けだけで無く、セクタ−毎の速さであるとか、パッシングの美しさ、セッティングの妙など細部に渡ってレースを評価・楽しむことが名門の所以であるという。高橋は胸をはって「我々は1戦毎の勝利を狙うだけではなく、長く参戦してることによって獲得できる“記録”をも狙っている。」と語ってくれた。現在、一番誇れる記録というのが、参戦チームで一番長い間“優勝”から遠ざかっている“3年1ヶ月”という記録だそうだ。
レースの前に、昨年のMVP北原が表彰され、 副賞のハワイ旅行を手にした。事務局では初戦を盛り上げるため授与を開幕まで延ばしたと言い訳している。レースで北原はスタートダッシュで順位を上げたらしいが、今回もつま恋が周回毎のデータを削除してしまったため、新聞にその活躍を掲載できなかった。そこで
当人に確認したところ「一周目でトップに立ち、そのままリードラップを重ねていたんですけど、 卑怯な周回遅れが、譲ってくれず、接触までされたので、順位を下げてしまいました。その後コースレコードを上回るラップを重ねたのですが、ピットストップのミスで長く止められて不運なレースでした。」と、昨年同様データが無く証明できないのが残念だと、語った。そしてインタビューは一回きりにして欲しいと語った。作り話に色々矛盾がでるらしい。
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