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5.GG500 戦評〈2〉
俺がルールと豪語する田中氏。しかしまだ優勝したことは無い。
チェッカーフラッグを見て異なる判断を下した二人の男がいた。そして二人ともペナルティーを貰ってしまったのだ。ひとり目が山北だ。山北は後ろにいる山形に対して振られたチェッカーを自分の為に振られていると信じ、そのままピットロードに帰って来た為、周回が一周足りなくなってDNF扱いとなってしまった。もうひとりは原口で、彼の為に振られているチェッカーが微妙で信じられずもう一周して、やっぱり振られていたんだときちんと確認し、見事にWチェッカーとなり失格になってしまった。信じる者も、信じない者も救われなかったのである。そのことについて山北は「え〜僕が優勝したと思ったのに、間違いじゃ済まないよね。」と責任転嫁していたし、原口は「2回くらい見せてくれたっていいじゃないケチ。」と「心が狭いよ、人類はみな兄弟ハンドインハンド。」とわけの分らない事を言っていた。

カートを単なるスポーツとして捕らえるのではなく、“芸”の域に迄高めようとしているのがライズである。500クラスのライズのトップチームホワイトパウダーズの二人がまた、面白い事をやってくれた。グリッドに着く時にフロントローに居る牧田に鴨居がつっこんだのである。そのことについて牧田は「いや〜こっちがフロントローで緊張しているのにナニスンネン!てな感じです。」と語り、鴨居は「ちょっとでもチームメイトが前にいける様、私も努力しているんです。」と言っていた。そのことについてライズで最も“芸”について厳しい苅米は「全体的に見て動きがすくなくインパクトが弱い芸でした。それと致命的なのが、突っ込んだのが鴨居さんなのに牧田さんがツッコンでどうするんですか、基本はボケです。」とまだまだ甘いと評していた。

昨年のがしたMVPのタイトルを虎視眈々と狙っているのが北原だ。オバーテイクポイントでトップにたったのだ。「いや〜昨年は湯山さんに後ろからかっさらわれましたから、今年こそはという感じです。」と意欲を見せたが、実は不安もある。昨年は鴨居と争っていて、タイトルに集中できたのだが、今回の相手があの田中である。エンジンを出す大モトでクセ者である、もちろん事務局も不正が無いように監視していくつもりだが、350クラスのトップも幾橋である。悪者に悪者を取り締まれというのはとっても無理な感じがしているらしい。

500クラスは実は50才以上というだけでなく初心者の参加クラスとしての一面もある。レースに慣れる迄は50才以下でもこのクラスで走れるという特別ルールがある。石川もこの特別ルールで参加しているひとりだ。そのことについて石川は「いや〜前回のフェスティカの結果でクビになるかもしれないと聞いていて、ビクビクしてましたが、クビにならずにすんでホッとしています。」と喜んでいた。実はこの特別ルールの基準、田中の“コイツには勝てる”名簿に入っているかどうかということである。

無理をせず、しかも高いテクニックで参加者をうならせているのが今村だ。今村は今年数十年ぶりにカートを再開したばかりなのだが、着実に昔の感じをとりもどし、リザルト上位の常連になりつつある。そのことについて今村は「いや〜、できる事を無理しないでやってるだけですよ。」と素っ気無いが「怖いのは田中さんかな。」と言っている。実は今村が速くなったら誰も適わないと、事務局では驚異に感じている。50才になったばかりの山本ならばすぐに350クラスに降格することもできるが、流石に最年長の人間を降格する事ができずにいる。そのことが今村にはわかっているようなのだ。

阿部が「最近とてもレースが楽しい。」と言っている。昔の友人とまた一緒にレースができる喜びや、新しい若い友人達と馬鹿になって騒げるのが楽しいのかと思っていたら、違うらしい。やっぱりサーキットに行くとバナナが置いてあるからだそうだ。それだけかい!!
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.16 第3巻4号(通巻16号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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