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5.OG350 戦評〈1〉
最近妙に速い山田さん。何故か結果がついてくるから不思議だ。
フェスティカはツアーでもっともボーナスポイントがきついサーキットとして知られている。そこで張り切ったのはボーナスポイントゼロの松井と幾橋だ。松井は滅多につけないニュータイヤで意気込みをみせ、幾橋は後輪だけニュータイヤというおちゃらけたセッティングで参加した。結果やる気の差だけ松井がファスティカを征し、中村以来となる複数回優勝を成し遂げた。2位と惜敗した幾橋は「今回のレースみたいに一生懸命アイスフィールドを売っている松井さんは見た事がない。」と語り、意外に成りゆきで商売している松井の姿を暴露していた。尚、同じくボーナスゼロでチャンスだった丸塚は、スペシャルステージでスピン、美味しい所を持って行ったが、美味しい所も持って行き、更に成績の良い苅米の域には達する事ができなかった。

苅米は今回最長の15秒のピットストップだったが、直ぐ後ろから5秒の横尾が入ってくれた為、退屈なピットストップを免れた。二人はピットで飲めや歌えの大宴会を催し、あっという間に楽しいピットストップの時間を使い果たした。レースに戻らなければならない二人の前に現れたマユミが「小さなつづらを苅米さんに、大きなつづらは横尾さんに差し上げます。必ず家についてから開けて下さい。」といって二人を見送ってくれた。レースに戻った二人だが、さっき迄居た周回数ではなく、そこはレースの終盤で、ばん回する間もなくチェッカーが振られてしまった。レース終了後淋しくなった二人はつづらを開けてしまった。苅米の小さなつづらには今月の割増請求書が、横尾のつづらには、ざっくざっくと演劇のチケットと振込用紙が入っていた。もちろん家に帰ってから開けても事態が好転するわけではない。

TTではポールポジション、スペシャルステージの罠にハマる事無くポ−ルをキープした石井だったが、流石に10秒のボーナスがきつくて表彰台を逃してしまった。「なんかツアーでは勝てないんだよな、イクちゃんインチキしてない?」と言っていたが、ファステストラップ賞のタイヤをゲットし喜んでいた。もちろん事務局ではアメとムチをつかいわけ、自分達が有利になるよう努力している。

やっぱりおかしい、どう考えても理解出来ないのが山田のリザルトだ。何時の間にか上位に上がって来ているのだ。監督の杉山は「山田さんは、最近杉山カートのエースだと思い込んでますから、手に負えないです。」と語り、運まで見方につける山田の底力に驚いているようだった。残念ながらツアー参加者には歯医者と内科医はいるが精神科医がいないので治療のしようがないのが現状だ。そのうち優勝したらどうしようと事務局は恐れている。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.15 第3巻3号(通巻15号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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