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3.GG500 戦評〈2〉
花見ではない、れっきとしたレース風景(上)と、初参加にも関わらず期待を裏切って速かった人達(下)
最年長の今村が波乱万丈のレースを展開した。TTでは5位でスペシャルステージに進む速さで周りを驚かし、スペシャルステージでは失敗し最下位にしずんだ。そしてレースではトップまでは届かなかったもののファステストラップを記録、事務局からニュータイヤ1セットをゲットした。誰もが今村の結果を見て「やっぱりマトモな人生を送って来た人じゃないんですね。」と妙に納得していた。

北原は昨年と同じような展開になって来た。気がついたらオーバーテイクランキングで3位につけているのだ。北原は「私はとある名家の血筋を引く落とし種なんです。身分がばれると私を利用した権力争いになる可能性があるため、目立った行動を避けるようにと爺やからきつく言われているので、隠れた賞を狙うしかないのです。私の才能に気付けば私を利用しようとする人達は五万といますから、まあ自重するしかないでしょうね。」と語った。ツアーに参加してドライビングよりも口が旨くなったようだ。

山本の戦いはツアー初戦のボーナス査定がきつくて、どうしても後追いになってしまう。前戦で優勝した為ここフェスティカでは我慢のレースをしいられることとなった。その上、相棒の阿部は法事で今回は参加しない、また友人は幾橋や丸塚等だから、非常に環境が悪く、レースは二日酔いでの参加が義務となっている。山本は「フマキラーもキンチョールもためしたんですけどアイツ等にはまったく利かないんです。」と語った、ナフタリンは自分が駆除されてしまうため使えないそうだ。類は友を呼ぶということを山本は知っているのだろうか?

後藤は久し振りの参戦となった。もちろんその間なにもしていなかったわけではない、500クラス参戦の為自分を磨いていたそうだ。後藤は「500クラス開催を聞いて、セクハラの練習や下品な食事マナーの修得に努めてました。体重もただ太るだけでなく、お腹中心に脂肪がつくように、運動しないで食べてました。」と辛い特訓の日々を語ってくれた。これを聞いていた田中や高橋は「そうそう、あの特訓はとても辛いんだ、よく我慢して戦って来た。」とオジサンボディーブラザーズ入会資格有りだと涙を流して喜んでいた。しかし本当にこのブラザーズの凄いところは、オネーチャンにもてようと考えているところだ。毎月最終金曜日は原宿竹下口待ち合わせだ。もちろん流行のクールビズで極めてこなければいけない。

手塚は、なかなか速さに結び付ける事ができなかった。当日、気温は高く熱中症にも注意しなければいけなかったが、元来のビール好きである手塚は終った後の生ビールをこよなく愛している。ビールを美味しく味わうために水分を控えるか悩んでいたのだが、頭を切り替え、あえてしっかりとミエラルウォーターをとることに決めレースに集中することにした。自己管理にかけては自信のある手塚である、頭の中をリフレッシュ、セッティングをもう一度確認し、万全の体制でレースを迎えることにした。「遠藤さん空気圧はスーパードライでお願いします。」自己管理の可能時間は約3分だそうだ。

酒井はうっかりもてぎで見せた速さを披露するのを忘れてしまった。前回もてぎでは集合時間をうっかり間違えて遅刻、コ−スイン後もコースレイアウトを覚えられず、つい突っ込んでしまい、無茶苦茶なコーナリングスピードでクリアするという常識から懸け離れたテクニックで周りを圧倒したのだった。これを酒井は『ものわすれ走法』と呼んでいるが、こんかいファスティカでは、逆にうっかり時間に間に合ってしまった。そのうえうっかりコースも覚えてしまった。その結果、得意の『ものわすれ走法』を出せなかったのだ。そのことについて酒井は「いや〜元々頭がいいんで困っちゃうな〜。」と自分の能力の高さにうっとりしていた。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.15 第3巻3号(通巻15号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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