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平凡パンサー 11-1 CHIBA 2012.03.18
2.OG350 戦評〈1〉
PANTHER TOUR OG350 実は二人とも塾女好きの変態の為、2006年モデルのを偏愛している

世界最速のレーサーを決定するはずもないパンサーツアーの2012年度の開幕戦が、消費増税法案に民主党が党議拘束をかけるということが朝日新聞に掲載されるなか、「なんだ、政治家なんて日本を良くしようなんて思ってないよね」とうそぶきながら、人の為になることをした事が無い中年達によって開催された。

今回見事なレースを展開したのがチーム"HARTS"の山下と秋山だった。今年度から新設された、レーシングスーツとカートのステッカーがチームで揃っていると、1回だけそのレースでボーナスポイントが10秒減らせるというルールを初戦から使用し優勝したのだ。その事を山下に聞くと、「今回はボーナスを減らした事よりもオセロの中島さんについていた、占師がフリーになったので、HARTSについてもらって色々助言を貰ったのが勝因だったと思います。」と語ってくれた。どうやら、山下はお店の家賃を踏み倒すことを考えているようだ。

3位に入った、チームメイトの秋山は「占師さんに毎日の買物を頼まれまして、スーパーに毎日通ったのが表彰台に繋がったと思います。」と、占師には才能が無いと思われているらしい。

2012年度になってベアが本気を出して来た。ワークスチームを結成してきたのだ。メンバーは玲於奈と中村だ。

ベアがワークスチームのメンバーを選出するにあたって重要視したのが、才能だと言う事だ。田中が言うには「玲於奈を選んだのも息子だからでは無い、選ぶ側の人間に才能が無いので分らないから入ってもらった。」と、縁故では無い事を強調していた。そしてもうひとりのメンバー中村に関しては、「パンサーツアーで歴代で一番速かったのはライズの中村君だろう、名字が同じだから速いはずだろ!」と、見る目は無いが、過去の戦績から分析したら自ずと答えがでたことを教えてくれた。監督に才能の無いチームは本当に平和だ!

昨年は普通に走っていればチャンピオンチームとなっていたのに、岡澤の数々の必殺技でわざわざ2位になったのがチームマコトだ。勿論今回も"技のデパート"と呼ばれる岡澤が見事な技を見せてくれた。名付けて『フロントローからスタートしたのに良い所が無く残念な結果になる攻撃』だ。決勝のベストタイムも11位と見事に失速し、リザルトも4位と美味しくないポジションを見事ゲットした。岡澤が言うには「いや〜路面が濡れてて、今回は難しかったです。」と、新必殺技の"言い訳"を少し披露、今年もやってくれそうな予感が岡澤にはある、期待したい。

もちろんチームメイトの石井も信じられないような技を見せてくれた『この人の周りには良い事なんて絶対ないよね〜!!』だ。元々の貧相な風体を利用してツアーで一番速いのに尊敬されないという必殺技を持つ石井だが、今回はそれをさらにパワーアップ、田中直二の暴走の被害に会うという、親父世代には羨ましい『人のせいにして言い訳を言いまくる』を発揮できるポジションをキープ、不幸を前面に出したその態度でレース後の失笑を一人占めしていた。おそろしい男になっており、今シーズンの台風の目だと言われている。

昨年のコンストラクター優勝チームの藤堂はその風貌の美しさがツアー内だけでなく、日本国中で噂になっている。今回不参加のチームメイトの丸塚によると「わがチームの"姫"こと、久美さんが、地球の引力に負けて縦に縮んで無くて8等身の体を維持していて、年齢も今の年齢を忘れて16才の頃を思い浮かべて、周囲10キロ圏内から、美しい女性を一切近付けないで、周囲に居る男性が統べて1年以上、女性を見た事が無い環境に置かれると、久美さんて信じられないくらい美しく見えますよ、皆さんも久美さんのことを"姫"って呼びたくなるはずです。」と教えてくれた。今の姫は仮の姿らしい。

事務局長がオーナーになっているチームが"ZERO"だ。毎年新しくレース規定が変更されるが、その基準が"ZERO"に有利に働くか否かで決められているのは周知の事実だ。しかし不思議と風戸も幾橋も全く活躍しないのはどういうことなのだろうか?

実は二人とも塾女好きの変態の為2006年モデルのシャーシを偏愛しており"若い娘にはかなわないのよね!"状態を常にキープしており、いまいちのリザルトを甘んじて受けている状況なのである。そのことについて風戸は「俺は独身だから、どんな趣味でもかまわないけど、イクちゃんは結婚してるから、まずいんじゃないの?」と、変態への批判を見事にかわすことに成功している。そしてエースの幾橋は「嫁さんを愛しているからこその塾女愛で、俺みたいに献身的な愛を表現できる男っていないと思うけど。」と、やましいことがある男ほど饒舌になるという、日本大学の梅原教授の論文に見事合致する発言を繰り返し、日本の学術の発展への貢献が認められ、5月3日に文化勲章の受賞が内定している。

オーガストから初参戦の岡田はチームから非常に高い評価と来期待を背負っている。チーム監督が言うには、「普段からオーガストはレースでのサポートにおわれてます。それだけじゃなくて、勿論リザルトの責任を負ってます。でも岡田さんが参加するといってくれたパンサーツアーってダメな人間が集まるレースじゃないですか、メカニックを始めチームのメンバー全員が"すっげー楽"と、モチベーションが上がってます。岡田さんには、今後ともチームの売り上げに貢献して貰いたいと思ってます。」と、ツアーの日はショップでは休日扱いになっている。

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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR」は“少ない取材と”“大きな想像力”で制作されています。
「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
ADVAN PANTHER TOUR Vol.58 第8巻1号(通巻58号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 撮影/色々 差入/本当に来ね〜な〜 発行所・パンサーツアー事務局/03-3704-0194(FAX)
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