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初出場者が活躍するパンサーツアー、何故いつもそうなるのか?
馴染んで来る程に怠けた体になっていくパンサーツアー、回数を重ねる毎に遅くなるという伝説が有る。
 
パンサーツアー史上もっとも凄い技で挑んで来たのがサイキョークラブの山北と高橋だ。実は二人して雨乞いを始めたのだ。この雨乞い、体重で不利なストレートでの遅さをコーナーで挽回するべくスリッキーな路面でのテクニック勝負に持ち込もうという前向きな戦略ではなく、あくまでも20ラップ体力を温存させる為の後ろ向きの戦略であった。このことについて田中は「パンサーツアーの戦略の一つ、呪術面での作戦は最新のテクニック。最近の若い者に老練なテクニックをもっと披露して欲しい。」と語ったその手にはレインタイヤの注文書(定価)が握られていた。

初参戦の酒井は「いや〜きついですね。やっぱり年には勝てませんね。」とパンサーツアーで最も体力的にきつい榛名のサーキットを嘆いた。実際、技術的には自信があっただけに序盤ゆっくり入って後半に体力を温存する戦略があだとなり、事故に巻き込まれ序盤早々とリタイアになった事が悔やまれるようだった。次戦に向けての対策として、ベアに後付けのエアコンとリクライニングシート、オ−トCDチェンジャー等の搭載が勝利に必須と、ニューマシン投入に向けての極秘ミーティングを要請。中でも夏場のドリンクホルダーだけは必ず着けて欲しいと開発依頼を出していた。

パンサーツアーの恒例の初出場・初優勝が今回も出るのかと期待させたのが野崎だ。野崎はもともとミッションカートをやっていたため、スプリントカートのブレーキが頼り無く感じ、今回コーナーへの飛び込みの恐怖感が中々払拭できなかったのを残念がったが、そのパフォーマンスは優勝者よりも勝っていた。しかし野崎のパフォーマンスはこれだけでは終らなかった、事務局長幾橋の頭の悪さを見抜き「4回参戦するとタイヤ1セット1万円で買えるのなら、うちは夫婦ですでに2回でているのであと1回づつでれば買えるのですね。」と攻撃、幾橋は「????」とたじろンでいた。

松井が最近おかしい、勝ちにこだわるのだ。榛名もフレッシュタイヤをつけてきて参加者から「真面目に勝とうとしてる。きったね〜元F3レーサーのくせに!」と罵声を浴びせられていた。そのことについて松井は「一流は違うんだ。郷ひろみでさえ、今おかれた立場で精一杯頑張って、一流であろうとしている。オレもどんなレースでも最善をつくすのだ。」と語り、パンサーツアー参加者に「流石、松井さんは違う。」と感心されていた。そして「やはり松井さんは違う、郷ひろみじゃなくて城みちるくらいじゃないか?」と言い過ぎを指摘されていた。
 
私が“優勝”した幾橋だ。今後私と話をする時は、尊敬の念を持って話をするように。優勝者とは特別な存在なのだから、神の様に崇めなければならないのだ。
――中村氏は3度優勝してますので、一番偉いということですね。
昔の事にいつまでもこだわってはいけない。私だけが偉いという事だけ覚えておいて欲しい。――別段タイムをみてもイクちゃんは速くなかったような気がしますが。
イクちゃんとはなんだ!ヨン様と呼べ!私だって銀座で写真展をやったら凄いのだ!……。速いレーサーと強いレーサーは違うんだ。私は強くて速いレーサーなのだ。本年度の優勝者とベストラップ獲得者を見て欲しい、私はどちらも獲っているのだ。
天才の私が今注目しているデータがある。コストパフォーマンスだ。昨年は中川氏の63%がダントツで深田氏72%、山北氏73%、松井氏79%となっているが、今年は物凄い記録が生まれようとしている。ナント15%という驚異的な記録で宮本氏がダントツなのだ。二位の増田氏でさえ65%と高い記録をだしているのだが、桁違いの記録だ。今後とも宮本氏には記録を狙ってもらいたいものだ。
――表彰します?
■本年度の優勝者とベストラップ賞
第一戦 優勝:丸塚久和 ベスト:幾橋俊之
第二戦 優勝:笹田明宏 ベスト:笹田明宏
第三戦 優勝:中村嘉之 ベスト:苅米重孝
第四戦 優勝:幾橋俊之 ベスト:中村嘉之

■ベストコストコストパソーマンス(参加率50%以上)
第一位 宮本慎一 6/40 6666円(一周換算)
第二位 増田 隆 39/60 1538円
第三位 田中敏久 55/80 1454円
第四位 斉藤和重 61/80 1311円
第五位 苅米重孝 46/60 1304円
パンサーツアーに、いつもどうしようもない人材を送って来るアルゴRTに、驚いたことにマトモな人材が存在した。同日行われたPRDクラスで、なんと堤陽一郎が見事優勝したのだ。決勝は突然の雨に見舞われ、コンディションの把握がとても難しい展開であったが、堤は危なげ無く周回をこなし、チームの期待通りにポディウムの中央をゲットした。
パンサーツアー事務局長幾橋は「前日彼と遅く迄飲んでレースの神髄を叩き込んでやりました。」と2チャンネルを観ながらバカ話しをしていた事を美化して語った。また、同レースに参加していたライズの弦巻・森の両選手も序盤から下からワンツー体制を形成するなど健闘した。弦巻は「勝てなくなったらパンサーツアーがあります。」となめたことを言っていた。
◆協賛各社
協賛各社様の御協力で今年度の預かり金の金額を下げる事ができました。ありがとうございます。
パンサーツアーに参戦しているショップです。ツアーに興味がある方はご連絡をお待ちしています。
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7.事務局長イクちゃんのIKUIKU!!
※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR 」は“少ない取材”と“大きな想像力”で制作されています。「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
PANTHER TOUR VOL.10 2004年7月30日発行(年間不定期6回発行) 第2巻4号(通巻10号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 写真提供/レーシングカートショップライズ 差入無し 発行所/パンサーツアー事務局 03-3704-0194(FAX)
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