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3.レース結果〈2〉
その2 お酒も楽しみなパンサーツアラー、榛名ではそれさえもレースになるというハプニングが勃発
あまりにも危険なアルコールレースだが、ロッジに隔離する配慮に地元民は拍手。どこでもはびこるオジサンパワーが榛名の夜に炸裂!
ハイチーズ!中村の勇姿を撮った写真の筈であったが、後方には誰かのケツ!こういう事をするのは幾橋しかいない。編集部に送られて来た写真はこれだけだが、前が写った写真も存在するというウワサがある。
リタイヤした阿部はとにかく寝たいのだが、親切な元チームメイトの斉藤は気づかって寝かせてあげない。「明日のレース頑張らないでね。」とエールを贈っていた。
アルコールレース表彰式。優勝の藤堂と二位中村・三位の綿貫・特別表彰の斉藤。当然のことだが、まだ写真に撮れる段階での様子である。この後どうなったかはご想像にお任せします。
レース前夜に希望者のみのアルコ−ルレースが特設のロッジ会場において開催された。

まず、このアルコールレースの序盤を制したのが山本だ、スタートダッシュを決め先に良い気持ちになった所でカラオケを堪能、その後も他車との距離感も絶妙に取りながら、奇麗にフェードアウト、自室での睡眠を勝ち取り、見事なテクニシャン振りをみせた。

テクニシャンと言えば伊藤だ。伊藤は慣れた展開で酔った者勝ちの理想的なレースを披露、ストレートやコーナーなど至る所でのバトルを展開、他の者を圧倒していた、しかし、コースアウトをし他のホテルに泊まっている松井に「なにやってんのよ〜こっち来いよ〜」とバトルを持ちかけるなど危ない面も見せたが、見事にコースに復帰、女性ながらの華やかさで存在の大きさを他の参加者に見せつける形となった。

アルゴチ−ムは悔しがっていた。アルコールにかけては老練なテクニックを持ち、杉山カートに引けをとらない猥談の名手として名高い増田がアルコールレースを見送ったのだ。監督の綿貫は「ば〜か今回は勝てるレースはこっちだろーがー!」と増田の判断の甘さを指摘、カートで勝っても飲み会では負けては意味がない、日本柔道が軽量級で金メダルを獲っても100キロ超級で惨敗するのと同じだと、このレースの重要性を語った。
いきなりの参加で2位の野崎。初参加の実力者はだいたい優勝して、その後堕落していくのがパンサーツアー常識である。さて2位の野崎の運命はいかに?
相変わらずロボット疑惑が囁かれているが、最近本当に速くなった翼。幾橋もTTではすでに勝てなくなって来ている。もちろん事務局は何らかの手はうつ予定だ。(フフフ、出る杭は打たれるのだ。――幾橋)
若い宍倉は、残念ながらそのテクニック不足を露呈する形となった。頭の良さからくるクールさで、レースを支配しようとしたが、場の雰囲気を読めず、逆に格好の標的にされるなど、その狂乱さに追いていけなかった。その後レースも引いてしまうことが多く、そのまま押し出される形で自室に頭から引き込みリタイアとなってしまった。綿貫も宍倉の実力不足を痛感。次回の参戦は、見合わせるかも知れないと弱気の発言を繰り返していた。

アクシデントに見回れたのが阿部だ。レース序盤は順調に酔っていたものの、流石に眠くなったのか、ウトウトすることが多くなり自室に引きこもろうと思ったが、部屋が宴会会場の直ぐ横とポジショニングが悪く、騒音の為レースを旨くフィニッシュする事が出来なかった。レースを続行しようとしたが、あきらかにスローダウンした阿部は残念ながらそのままコースサイドのグラベルでストップ、そのまま睡眠する羽目になってしまった。

斉藤は迫力有る戦いを見せた。飲み会の王道は飲む事と、ビールからウイスキー、焼酎など転戦、色々な銘柄を嗜みその趣味の多様さを垣い間見せた。しかし斉藤は現状に満足するような消極的な男では無い、更に高次元の戦いにそなえ“お代りを要求”飽くなき探究心と驚くべき体力に参加者は感心するばかりだった。「次は何にします?」との問いに「トニーかな〜?ファーストの'04も気になるし……。」と応え善子ちゃんに「コラコラ!まだ、ビレル新品じゃん!」と1回乗っただけで下取りに出そうとした斉藤をたしなめていた。

優勝は藤堂であった。藤堂はこのレギュレーションで戦うことはあまり得意ではない。しかし持ち前の練習熱心さと経験がものをいい。序盤戦は静かだったものの徐々にその実力を発揮、巾寄せ・押し出し・ブロック等の荒っぽいテクニックで順位を上げて行った。久美はそのレース展開を「いつもの事です。序盤は静かなんですけれど、一度火が付いた彼をとめる事はできません。」とその才能が人一倍優れている事を語った。その久美も実力者なのだが、無理にこの展開には付いて行かずマイペースで走り、レース展開を熟知していること有利さを感じさせた。その藤堂に最後に立ちはだかったのはやはりパンサーツアーのチャンピオン中村だった。激しいデッドヒートが続く中、大技でくる藤堂を中村がテクニックで押さえるなどのバトルを繰り返し、タイヤがぶつかりあう程激しい攻防戦をみせたが、ストレートの強さは流石に藤堂で、延々朝の4時まで行われたアルコールレースの初代チャンピオンになった。

初の開催となったアルコールレースだが、主催者の幾橋は「中々有意義なレースだったと思う。しかし若干年齢別などの制限をつける必要を感じる」と手ごたえを感じているようだ。参加賞として全員に二日酔いが贈られた。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR 」は“少ない取材”と“大きな想像力”で制作されています。「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
PANTHER TOUR VOL.10 2004年7月30日発行(年間不定期6回発行) 第2巻4号(通巻10号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 写真提供/レーシングカートショップライズ 差入無し 発行所/パンサーツアー事務局 03-3704-0194(FAX)
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