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1.戦評
「牧田さんさ〜、 コンストラクターさ〜頑張ろうよ〜。」「いいえ、ジャンプアップ賞狙いですから。」「だったら20台くらい抜いてポイントも獲ってよ〜。」「20台か〜、いや〜抜きたいな〜、でも20台じゃ〜ポイント獲れないな〜……。」「え〜っ!何位からスタートするつもりなんすか!?」「……」
今回の榛名は昨年の上位ランカーによる凄まじい戦いとなった。前夜のアルコールレースでは残念ながら決着がつかず、痛み分けに終った中村・苅米・幾橋の三人は、本戦を前にして、様々なインサイドワークを駆使して自分の優位を築こうとしていた。

まず幾橋が最近スタートが良い苅米に「スタートはまず赤のランプがついて次に金のエンジェルがでたらスタート、銀のエンジェルがでたら五回目でスタート。」と新しいレギュレーションを説明。苅米は幾橋に「ピットストップで、お絞りとお冷やは出してくれ、それから一杯目のドリンクはサービスにできないか?」と待遇面での要求をつきつけた。結局幾橋は「ピットでドリンクサービスしてるのか、今度利用しよう!」とだまされ、頭脳戦での遅れがTTの失敗繋がり、6位からのスタートになってしまった。

いつものように朝の二日酔いに苦しむ中村に幾橋は「アルコールを早めに出すのは、一番がサウナ、二番が迎え酒、三番はウンコ。」とアドバイス、あっさりダマされた中村は快便、体調よくTTを迎え最速タイムを出し、ポールを喜んだが、幾橋の策謀にひっかかり重量不足でタイム取り消し、最下位からのスタートとなってしまった。それについて幾橋は「ウンコを征するものは全てを征す」と語った。
苅米の新必殺技、リード弁壊し。誰もが納得する理由で失格やリタイヤする名人で、パンサーツアーの無形文化財二号指定を受けている。もちろん第一号は蟻馬、誰もに見破られる理由で休む名人で、絶滅危惧種にも指定されている。
スタート直後にピットインし前を開けた中村は焼クソのプッシュを敢行。信じられないスピードを見せ4位フィニッシュ、そのナンバーワンといわれる実力を見せた。苅米はちゃっかりレース序盤にリード弁を壊しリタイア、しかも壊れているのにたたいて直そうとするパフォーマンスをするなど、いかにも“やる気だけはあるんだけと走れなくって辛い”という迫真の演技を見せ、パンサーツウに「これはC難度の大技」と唸らせた。苅米は「いや〜またやっちゃいました。」と笑っていたが楽な体とボーナスポイント0を獲得した。中村・苅米の話を聞いた編集部丸塚は「現実に起こったことの方が面白すぎて、書きようがない! もうちょっと真面目にレースしてくれ〜。」と困惑の色を隠さなかった。

そしてこの争いに勝利し、優勝の栄冠を勝ち得たのは、最強の男……の件は、誌面が無くなったので、そのうちレポートする予定だ。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR 」は“少ない取材”と“大きな想像力”で制作されています。「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
PANTHER TOUR VOL.10 2004年7月30日発行(年間不定期6回発行) 第2巻4号(通巻10号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 写真提供/レーシングカートショップライズ 差入無し 発行所/パンサーツアー事務局 03-3704-0194(FAX)
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