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1.戦評
優勝した中村 嘉之 RISE & LION
2位に入った苅米 重考 RISE & LION
第2 戦那須グランプリは快晴の中、美しく気持ちの良いサーキットと評判の「那須モータースポーツランド」で5 月25 日(日)開催された。

予選は他のドライバーに0.5 秒以上もの差を付け、段違いの速さを見せたライズ&リオンチームの中村・苅米がフロントローを独占し、地元の中川が3 位につけた。決勝は、新ルールの「ワンピットイン」が持つ、ピットインでの“渋滞”という危険性を回避するため、フォロントローならではの特性を活かし、苅米が1 周め、中村が2周めと他のチームを先行するかたちで無難にこなした。3 位を走る松木が13 周目のピットロード出口で、「ライズ&リオンの2台が横を走っていって、まさにF1 みたいで感動したな〜」と呑気な感想を言っているように、実質1 ・2 位をキープしたままチェッカーフラッグを受けた。

これでライズ&リオンは第2 戦からの参加にもかかわらず、チームポイントもいっきに2 位(18 ポイント)と、1 位のゼロ- エイペックスとも10 ポイント差とになり、初年度チャンピオンに有力視されるようになった。

しかし作戦面での甘さを指摘する専門家(誰だ?)もいる。せっかくのスピードも隊列の後ろから抜いていく作戦では意外に手間取り、松木のピットアウト時にそれ程差がついていなかったことを考えると、松木がもう少しプッシュしていれば、どうなったか分からないところであった。

第3 戦も同じ那須で開催される。各チームとも、ピットインのタイミングがさらに難しくなりそうである。
ライズ&リオンの脅威の練習方法に他のチームもあぜん……
ライズ&リオンの悪魔的なその練習方法が他のチームの話題となっている。

決勝前日、早朝出発して練習走行を試みたライズ&リオンであったが、モータースポーツランドに到着した時サーキットではバイクが走っていた。そのことを中村は「一瞬目の前が真っ暗になりました。しかしどんな事にも動じない、いい練習になりました。」と言っているが、それを普通“練習”とは言わない。また、苅米は「ハイランドパークで絶叫マシンによる高速練習に切り替えました。」と言いにくそうに嘘ぶいたが、同チームスタッフのA 子さん(自称16 才)も、「内緒なんですけど、決勝よりも全然楽しかったです。どうせならもう一日ハイランドパークって感じです」と、恐るべき特訓があったことを肯定した。圧倒的なスピ−ドを見せたライズ&リオン。その実力は驚異的であるが、本当に大丈夫なのだろうか……一抹の不安がよぎるチームである。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR 」は“少ない取材”と“大きな想像力”で制作されています。「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
PANTHER TOUR VOL.2 2003年6月15日発行(年間不定期6回発行) 第1巻2号(通巻2号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 取材・カメラ/古川知子 カメラ/池田昌弘 発行所/パンサーツアー事務局 03-3704-0194(FAX)
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