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さすが綿貫、車検場にいち早く……と思ったら手にはビールでした。 |
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いつもと違う体制で榛名に挑んできたのがトドロキボーイズの面々だ。この連中どういうわけか自分が一番速いと思い込んでいる困った人達で、喧嘩しないようエース(阿部)、ギャグ担当(松井)、言訳担当(田中)で役割分担でやってきたのだが成績が芳しく無い、しょうがなくここで担当を変えることにしたそうだ。
「今回は真面目に走れ!」とチームに言われた松井は、「レース中ここで回ったらウケるとか、ここで飛んだらかっこいいとかいう場面が何度もあって、それを我慢するのが一番大変でした。」と語りその我慢が奏して、ツアー常連メンバーでは最上位の4位をゲット、初のエースの役割を見事に果たした。「いや〜ホテルにわすれられちゃって。」と語るのは阿部だ。朝ホテルを出ようとすると既に誰も居なかったそうだ。見事にみんなに忘れられて、あわてて迎えに来てもらい“心に傷を負った”と、レース前に言訳を完成、言訳担当の仕事をこなした。一方ギャグ担当の田中であるが、スタート直後スピンした苅米に突っ込むなど努力はしていたが、それも苅米の“生まれて初めてのパンサーでのスタート成功”に持って行かれるなど、まったく精彩を欠いてしまった。そのことを田中は「やっぱりエースは俺だよな〜速いし、格好良いし、真面目だから…。」と語ったが、これが一番ウケたギャグだった。また、レース後田中がエースの座を狙ってゴネているという情報も入って来ている。このチームはギャグ担当と言訳担当がレースに必要なのかということは考えないようだ。
ゼロと同じく卑怯な手を使ってきたのがサイキョークラブだ。寒くて辛そうな榛名の天候を予測し、エースの二人(高橋)(山北)は長南にレースを押し付け自宅で悠々休日を楽しんでいた。長南はそんな状況にも係わらず久し振りのカートを楽しみ2位と素晴しい成績を残した。長南はとても嬉しそうにその成績を喜んだが、次戦は暖かく体に優しい那須なのでエース二人がエントリーしてくると見られている。
アップスタート軍団からは斉藤の一台体制で挑んで来た。元々実力者なのでほっといても速いのだから今回の5位というのは別段驚くことではない。驚くべきことは、ウォーミングアップランのウエービングでスピン等のC難度の技を数々くり出し、最終コーナーで世界で2人しか成功していない4回転ジャンプをきめ、ロイターを通じて世界へ発信された事だ。 |