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3.Report〈3〉
 
即席ピットサイン  
どんどん雨は強くなり、走っているカートが横風に流される。次の人につなげることだけを考えながらコーナーは慎重に、ストレートは大胆にアクセルを踏んで、というアタリマエの作戦が功を奏し、その日が初レースの三人が一度のスピンもなく最後まで走りきりました。
 
パンサーは、まさにカートの革命児  
120ccのコメットエンジンはトルクがあって扱いやすいし、シャーシはしっかりしてるし、ブレーキはウエットな路面でも挙動の変化なくギュッときくしで、コーナー手前まできっちりアクセルを踏んで、しっかりブレーキングして、その後ちゃんと踏みこんでコーナーをたちあがっていくという基本に忠実に走れたのはお世辞抜きでパンサーの基本性能の良さのお陰でしょう。今回初レースの三人が口を揃えて「スポーツカーに乗る感覚で乗れちゃいました」と話すのを聞き、パンサーがいかに初心者の敷居を下げるのかを痛切に感じました。これは革命的なことですね。
最終周には、ラストバッターがあわやスピンか?と危ぶまれるシーンもありましたが、サイドカウルのなかに「モテギの砂利」を少々お土産に採取してきた程度で、根性でなんとかこらえ、意地でもスピンしなかったのが好結果につながったと思われます。そして、あっという間の3時間が終わり、ウイニングランを終えてホームストレッチに戻ってきたLove-Italy号を囲み、チーム全員でズブ濡れになりながら大喜びしました。
   
さあ、まもなくチェッカーです
着ました来ました
ウイニングランを終えてゴール
   
イエ〜イ!スピンなしで走りぬきました
闘い終わった我らがLove-Italy号
サイドバンパーの中の疑惑の砂利
ちなみに、Bクラスのエンジン排気量は101〜200ccのギア無しですが、僕らの乗ったものは120cc。同じBでも速い人はもっとスゴイエンジンだったりしますので一概にクラスが同じでもイコールコンディションではありません。総合の2位のチームが同じBクラスですが、ギア付きマシンに張り合うだけのスゴイエンジンを載せています。彼らのベストラップは2分41秒でした。総合クラスでのイベント中ベストタイムはNo.174 S-way Racing2分24秒。さすがに速いですね。レース中もビュンビュン追い抜いかれました。追い抜かれたといえば、バックミラー。細かく震えて見にくいのは改良の余地ありですが、その効用たるや目からウロコ。もしかしてスプリントレースでも全車装着すべきではないでしょうか?それからカウリング。このお蔭で空気抵抗もなく最大スピードの150kmくらい出ていてもヘルメットが持っていかれるようなことはありませんでした。載っているドライバーの体をプロテクトしてくれる意味合いも含め、貢献大ですね。四人中三人がレース初出場という極めつけの若葉マーク「Team Love-Italy & BEAR」でしたが、ベアの優秀なスタッフのみなさんのサポートのお蔭で無事走りきることができました。
   
かなりみなさんハイになってます
沸き起こる祝福の拍手
メカニック担当の柴田オサムさん
川上さん、柴田ブラザーズさま、風見親方、深田さんをはじめとするベアのレーシングサポートの方々に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。また、田中BIN-Q社長、天才ドライバー松井茂樹さん、悪魔の囁き誠にありがとうございました。霜越さん、成田さん、ずぶ濡れになりながらのレースサポート本当にありがとうございました。そして、あのような最悪なコンディションのなか、今回のレースを企画運営されたツインリンクもてぎの事務局のみなさん、ずぶ濡れになりながらコースクリアにあたってくれたマーシャルのみなさん、みなさんの志の高さに心からの敬意と感謝の意を表します。本当にありがとうございました。

ということで、来年は今年走れなかった四人と一緒にぜったい7時間耐久に出るぞ〜!



【Love-Italy】
http://www.love-italy.net/


【サマー・エンデュランス・カーニバル2003 もてぎKART耐久フェスティバル公式ページ】
http://www.twinring.jp/motorsports/race/motegi/K-TAI/index.html
10日に行われた7時間K-TAI耐久。前日とはうって変わったドピーカンで、ある意味では前日よりもかなり辛いコンディションになってしまいました。ちなみにBEAR軍団内での最速チームはTEAM-ROBOT・BEAR(28位)だった模様。レースの結果は以下のURLから公式ページをご覧下さい。
1.Report〈1〉へ→
2.Report〈2〉へ→
3.Report〈3〉
Reported by toshi
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