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1.戦評
最終戦はゼロエイペックス対ライズ&リオンの直接対決になった。ゼロエイペックスは前半戦のポイントで有利だったぶん、最終戦にむけてウエイトハンディをコントロールし、ハンディゼロと万全の体制で挑んできたのに対し、終盤戦に驚異的な追い上げを見せたライズ&リオンは中村が最大の10kg、苅米は5kgと辛い状況での最終戦となった。

しかしよ〜く考えてみれば、ゼロエイペックスは第3ドライバーの丸塚が勝手に独立してチームを立ち上げなかったら、楽勝の展開だったし、松木もツアーの日程を間違えて海外出張にいってしまうなど、結構間抜けな戦いをしている。ライズ&リオンも長嶋がきちんとチームオーダーを守っていれば、こんなに最終戦に苦労はしなかったし、それにつけても苅米が21周走らなかったら本当に楽勝だったわけで、こんな2チームがコンストラクターチャンピオンを狙っているのだから、まったくなんだかである。

TTではさすが松木がポールポジションを獲得したが、驚異的なのは中村は10kgを積んでいるにもかかわらずセカンドポジョションをゲットしたことだ。しかし幾橋が3位で苅米が5位とこの時点ではゼロエイペックスが有利な状況となった。しかし、4位に久保田、6位に木村、7位に山本と曲者が上位に顔をだし、そう簡単には勝たせてはもらえない状況だ。

中盤以降では、榛名の辛いコースにネックガードをし、形だけでも善戦しているフリをしている山北や高橋はまだしも、阿部と丸塚はネックガードを枕に眠っていたし、もともと温泉のついでのツアー参戦の田中と深田はネックガードさえせず、最初から流して走るなど、パンサーツアーの鏡のような態度をとり、他の参戦者の安心を買っていた。

本戦は抜きづらいコースのため、あちこちで絡む車がでるなど結構激しい戦いになった。レースはそんな激しさに巻き込まれた幾橋があっというまに周回遅れになり、あっというまに決着がついてしまった。

レースは松木がそのまま優勝し、ひとり気をはいたが、2位に苅米、5位に中村が入ったため、コンストラクターはライズ、個人タイトルは中村と全てライズ&リオンが独占した。
世界で一番注目されていないJAF公認レース「パンサーツアー」
そのチャンピオンにはいったいどれだけの価値があるのだろうか?
初代パンサーツアーチャンピオンになった中村に各界から賞賛の声があがっている。米国ブッシュ大統領は「Mr.中村、なんて君は人生を無駄なことに使っているんだ。」と中村の偉大な功績を高く評価した。また、マイケルジャクソン氏は「Mr.中村がチャンピオンを獲得したのに注目されないのは、とても羨ましい」とニューヨークタイムズのインタビューに応えている。しかしロシアのアイドルグループt.A.T.u. (タトゥー)は中村の表彰式をドタキャンする予定だ。

事務局幾橋もそんな声に応え“銀座でパレードをやろうか?”と発言した、それは世間一般で言う“銀ブラやウインドーショッピング”のことらしいが、中村氏の奥さんは「そうよ、そういうことは絶対やるべきよ!(御殿場でもいいわ)」とがぜんやる気を見せている。

初代チャンピオンの中村に対してチームメイトの苅米は「カートで負けてもいいから、レース前夜のカラオケでは負けたくない。」と来年度に向けての意気込みを語った。
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR 」は“少ない取材”と“大きな想像力”で制作されています。「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
PANTHER TOUR VOL.6 2003年12月15日発行(年間不定期6回発行) 第1巻6号(通巻6号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 差入無し 発行所/パンサーツアー事務局 03-3704-0194(FAX)
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