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1.戦評
小雨模様の中、幸運にも路面はドライコンディション、レースは実力で決まる……。 しかしポイントリーダーの幾橋は焦っていた。「ここで勝たなかったら、もう勝つチャンスはない……」

それは前日のミーティングでの出来事、パンサーツアーも後半戦に入って、そろそろ誰がチャンピオンになるのかという事が話題になった。 「今ポイントリーダーはイクちゃんと中村さんだよね。松木さんはあと最終戦のみの参加だし、中村さんはフェスティカこれないし、 そうなると断然イクちゃん有利だよね。」「いや〜そうかな、やっぱりオレかな〜」と幾橋は、満更でもないと表情が緩む。 「でもさ、一勝もしないで年間チャンピオンだったら、やっぱり表彰は“皆勤賞”ってことになるかな〜」 「おっ、それ最高!それでいこ〜」「いいね〜ガハハハハ」「……………」幾橋はその発言がショックだった。

「いかん!このままでは年間チャンピオンが皆勤賞になってしまう」今回は楽勝のハズだったが、いきなり木村というビックネームが参戦してきた、山本も調子をとりもどしつつある、そして怪しい天気には滅法速い“雨男”の池田がいる。TTでは三人に前に行かれて5位グリッドと出遅れてしまった。「そういえば四番手にアリケンが いるな……まいいかスタート絶対失敗するから」っと、蟻馬は問題にしなかった。シグナルがレッドからブルーに変わりレースが始まった。

一周目第一コーナー、僅かに濡れている路 面がドライビングを狂わす。トップの木村がコースをはみ出す、池田も続いてダートを走る。そして後方では阿部がスピン、深田はタイヤバリ アーに突っ込みリタイア。もちろんスタートで出遅れた蟻馬もスピンし、レース後の言い訳材料を次々とゲットするなど荒れた序盤になった。しかし、結局レースは初参戦の木村が終始レースをリードし、池田、山本と実力者が危なげ無く走り切りそのままゴールした。

幾橋にこれで年間チャンピオンのマジックがでた。しかし現実は、優勝の可能性の高かったレースで表彰台にも乗れない結果となってしまい、ウエイトは外せないはポイントは少ないはで、“年間チャンピオン”こと“皆勤賞”さえ危ぶまれているのが現状だ。しかし蟻馬に対しての予感は狂う事なく見事に適中させた。
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シリアスに描いてみたもののツアーメンバー は相変わらずだ。今回も失格者がでてしまった。 阿部がレース終了後の計量で200g足りなくて失格してしまったのだ。「だってガソリン入れるの面倒くさいんだもん。」と悪びれる様子はなかった。「まだ2回目だし、失敗はあるよ」と言うが、4回中2回で5割、野球だったら歴史に残る打者になってしまいますよとの問いに、「い や〜天才か〜、照れるな〜」と応えた。蟻馬はレース前の計量でデブ救済ルールに2kg足りなく、あわててスプロケを戻していた。「88が使えて、スタートで出遅れなくて、スピンしなかったら俺は絶対優勝してたと思うな。」とは蟻馬の言い分だが、いつもの言動だと全員が冷静に受け止めていた。しかし今回は引退宣言が出ず、身体でも悪いんじゃないかと皆が驚いた。

富岡はスプロケの優遇措置を知らず、慌てて変えようとしたが間に合わず、しょうがないのでトイレで軽量化していたが、レースではいい所が無く“便秘疑惑”が囁かれている。
1.戦評
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※パンサーツアー専門誌「PANTHER TOUR 」は“少ない取材”と“大きな想像力”で制作されています。「ちょっと違うな〜」はありうることですが、抗議はうけつけません。投稿のみ受け付けますので、そこんとこヨロシク!
PANTHER TOUR VOL.4 2003年9月15日発行(年間不定期6回発行) 第1巻4号(通巻4号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 取材・カメラ/古川知子 発行所/パンサーツアー事務局 03-3704-0194(FAX)
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