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1.戦評
パンサーツアー第1戦 榛名GP開催される!
パンサーツアー開幕第1戦が群馬県榛名のハルナカートクラブにて行われ、前評判通りゼロ-エイペックスの松木清悟が優勝した。2位にはチームメイトの幾橋俊之が入り開幕ワンツーフィニッシュを飾った。予選でポールポジションを獲得するなど、随所で速さを見せたベアジャパンの栗崎康祐は3位と健闘した。

本年度から始まったパンサーツアーは参加資格が35才以上の全日本など本格的なカート経験のないオジサン(オジサンと認められれば35才以下でも参加可能)という、あくまでも趣味の域を出ないオジサン達が本格的なモータスポーツ体験できるように企画されたレーシングカートのカテゴリーである。

カートのレースを基本ベースに開催されている本大会は、カートのレースとして楽しめるだけでなく、F1をモチーフにしたチーム戦も楽しめるように企画されている。それは、第4ドライバーまで登録可能で、同時に各チーム4名までレースに参加できることにより、仕事等で参加できないメンバーが出た場合にもチーム戦(登録上位2名のドライバーの合計ポイント)に水をささない配慮がされており、控えのメンバーでも、当日メインの二人が揃っていても、個人タイトルを目指してレースに参加できるようになっているなど、ユニークで参加者が楽しめるよう工夫されたレギュレーションとなっているからだ。

また、大会事務局は各チームにカートをステッカーやカウルの色など統一したもので出るように要請し、雰囲気を盛り上げる努力はおしまない。“遊びの基本は真剣に取り組む”これがこのレースのモットーなのだ。
カウル色を統一し、オリジナルステッカーでやる気を見せたゼロ-エイペックイスチームが初戦を飾る!
新カテゴリーのパンサーツアーに向けて一番やる気を見せたのがゼロ-エイペックスだ。苦しい練習よりもまずは見た目からという、オジサンの遊びの王道をいく戦略が他のチームを圧倒しコースの攻略よりも他の参加者からその製作費を尋ねられるなど、レーシングカー作りで一歩リードした。

タイムトライアルは松木・幾橋のワンツーフィニッシュを当然のごとく決め、他のコンストラクターズとの準備の差を明確にした。しかし予選最下位だった丸塚のことは一切語ろうとしなかった。
■パンサーの老舗ベアジャパンが秘密兵器を投入!
パンサーを販売しているベアが『本格的なパンサーの遊びでは負けるわけにはいかない!』と、他のレーシングカートカテゴリーで活躍している栗崎康祐をベアジャパンのドライバーとして起用した。レ−ス後、乗り馴れないパンサーで、そのうえスタンディングスタートの経験もない栗崎の起用の是非を代表の田中氏に求めたところ

「だって、体に辛いコースは僕は走りたく無いんだも〜ん!」と、まったく無責任な回答が帰ってきた。しかし、タイムトライヤル3位、予選ではトップフィニッシュをするなど栗崎は高いパフォーマンスを示したことで責任問題には発展しない模様。
■チームジョーナンは内紛勃発か?
チームジョーナンのナンバーワンドライバー阿部勝のレースがチ−ム内に波紋を広げている。

決勝で阿部は得意のロケットスタートで3位に躍り出たが、チームメイトの斉藤を押し退けてのポジションアップに斉藤を含め阿部がスピンした時に巻き添えをくったチームメイトの蟻馬からも猛烈な抗議をうけている。蟻馬は「今日はエンジンの調子が最高で、間違いなく私の腕ならば優勝できた。しかし接触したことで、ドライブシャフトに歪みを生じ、阿部氏のドライビングに抗議を示す意味でも、あえて優勝しなかった。」と言っているが、彼一流の言い訳である。

決勝レースは、予選1位の栗崎を、松木が1周目でかわし、ベストラップをたたき出すなど危な気無いレースをみせ独走した。ハルナは抜きにくいコースということもあってレースは終始落ち着いた展開を見せていたが、10周目に阿部がスピン、巻き込まれた松井がリタイヤとなり、これに乗じて斉藤と丸塚が順位を上げたのが唯一の波瀾であった。レース終盤それまで3位に付けていた幾橋が栗崎をパス、ゼロ-エイペックスが開幕戦を最高の形でフィニッシュした。第2戦からエントラントも増え、さらに戦いが激化しそうである。
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PANTHER TOUR VOL.1 2003年3月25日発行(年間不定期6回発行) 第1巻1号(通巻1号) 発行人/幾橋俊之 編集長/丸塚久和 発行所/パンサーツアー事務局 03-3704-0194(FAX)
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